• トップ
  • ニュース一覧
  • 「相手、ビビっているよって」アトランタ五輪戦士が“マイアミの奇跡”の裏側を明かす!「真似しようぜって、ふざけていた」

「相手、ビビっているよって」アトランタ五輪戦士が“マイアミの奇跡”の裏側を明かす!「真似しようぜって、ふざけていた」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年06月03日

「顔がよく見えて、膠着している」

アトランタ五輪で日本はブラジルに1-0で勝利。まさかのアップセットを起こした。(C)Getty Images

画像を見る

 元日本代表FWの城彰二氏のYouTubeチャンネルに松原良香氏が出演。かつて日の丸を背負って共闘した2人が、1996年のアトランタ五輪について語った。

 西野朗監督が率いたU-23日本代表は、アトランタ五輪のグループステージ初戦でブラジルと対戦し、1-0で勝利。世界中のサッカーファンを驚かせた一戦は、後に“マイアミの奇跡”と呼ばれた。

 城氏が「奇跡だと思うよ」と言えば、松原氏も「(レベルが)全然違った」と回想する。

 ベベット、リバウド、ロベルト・カルロスら世界的な名手が名を連ねたブラジルと、28年ぶりのオリンピック出場だった日本。両者には、試合に臨む心理状態に大きな違いがあったようだ。ベンチスタートだった松原氏は、選手入場の際に、相手にかかるプレッシャーを感じていたという。
【動画】城彰二&松原良香がアトランタ五輪を回想!
「ブラジル代表は手をつないでくる。彼らの顔がよく見えて、膠着している。彼らの場合は優勝しなきゃいけない。うちらは、そんなことはない。で、(敵将のマリオ・)ザガロ監督は(目を見開く素振りで)こんな目。だから、秋葉(忠宏)と『相手ほら、ビビっているよ。すげぇ空気だな』って言っていた」

 一方、スタメンだった城氏たちはブラジルの選手を見て「真似しようぜって言って。そのぐらいふざけていた感じ」だった。プレッシャーはなかったという。

「緊張感もあったけど、力の差は俺たちも分かっていた。だから、ぶつかるしかないと思ったし、『どのくらいやれるかな』というので、そうなったんだろうね」

 試合では開始早々からブラジルに圧倒されたが、相手の一瞬の隙を突いて72分に伊東輝悦のゴールで均衡を破る。その後も、チーム一丸と守り抜き、ミラクルを起こしてみせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「協会に対して言いたい」城彰二がJFAに大会フィードバックの公開を要求!
 
【関連記事】
「協会に対して言いたい」城彰二がJFAに大会フィードバックの公開を要求!「みんなバラバラ。トップが何をしたいのか分からない」
「行き当たりばったりじゃダメなんだよ」城彰二が森保監督の解任論に異議!「続投で行くんだから、信じなきゃいけない」
「現実的にツネがなっても変わらないよ」城彰二、宮本新会長が就任したJFAの新体制に私見「大きな組織って...」
「ヒデとはやりたくない」元日本代表の城彰二が中田英寿との“口論”を回顧!「おい城、追いつけよと怒られて…」
「あの人はやばかった」「センスの塊」城彰二がマリノス移籍時に驚かされた“天才MF”は? 中村俊輔ではなく…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ