J１リーグ1stステージ・８節
ヴァンフォーレ甲府－FC東京
４月24日（日）／14:00／山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
1stステージ成績（７節終了時）：12位　勝点８　２勝２分３敗　８得点・10失点
 
【最新チーム事情】
●ナビスコカップ・名古屋戦でニウソンが右太もも裏を負傷。長期離脱は必至か。
●右膝の腫れで今週前半の練習を回避したチュカは、金曜日に合流。ベンチ入りの方向。
●怪我人が相次ぐなか、保坂も体調不良で離脱。
●佐久間GM兼監督は「今のFC東京のベストプレイヤー」と、阿部を警戒。
●トレーニングでは、長短のパスを織り交ぜて、FC東京の最終ラインの裏を狙う意識を強調。
 
【担当記者の視点】
　ミッドウィークに行なわれたナビスコカップの名古屋戦で、ニウソンが右太もも裏を負傷。そのため、今節のFC東京戦では急遽前線の再編を余儀なくされた。
 
　ニウソンの代役として、１トップに起用されそうなのは突破力が売りの河本。前線のキーマンとなるクリスティアーノと上手く連係しながら、ここ最近失点が止まないFC東京の最終ラインを攻略できるかが問われる。
 
　もっとも、相手との力量差を考えれば、大半は引いて戦う展開が予想される。チャンスは自ずと限られてくるだけに、クリスティアーノの一発が頼みの綱になるのはこの試合でも変わりそうもない。
 
　一方で、守備陣の顔ぶれは前節の大宮戦から変化はなく、自慢の堅守を武器に粘り強く戦えるかがポイントだろう。古巣への凱旋試合となる阿部を筆頭に、前線にタレントを揃える相手を焦燥させる展開へと持ち込みたい。