【DFBカップ準決勝】日本人対決は香川に軍配! 3年連続の決勝進出に大貢献!!――ヘルタ・ベルリン 0-3 ドルトムント

カテゴリ:ワールド

遠藤孝輔

2016年04月21日

裏へ抜け出す動きが効果的だった香川、守備に忙殺された原口。

(C) SOCCER DIGEST

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右サイドからのクロスで2点に絡んだ香川。3点目も彼がロイスに縦パスを送ったことから生まれた。4試合連続のスタメンとなった一戦でも、確実に仕事をこなした。 (C) Getty Images

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 ベルリンのオリンピアシュタディオンで開催された4月20日(現地時間)のDFBカップ準決勝は、ドルトムントがヘルタ・ベルリンに3-0の完勝。3年連続となるファイナル進出を決めた。
 
 ドルトムントの香川は、トップ下として先発フル出場。ヘルタの原口は左サイドハーフ、前半途中から右サイドハーフに移り、65分までプレーした。
 
 試合が動いたのは20分。右サイドのオープンスペースに飛び出した香川のクロスにロイスが合わせそこねるも、カストロがこぼれ球をゴール右上隅に突き刺した。
 
 先手を取ったドルトムントは主導権をがっちりと握り、ヘルタ陣内へと続けざまに攻め込む。25分には、シュメルツァーのクロスをロイスがダイレクトシュート。その6分後には、ラモスが後方からのボールを巧みにトラップし、至近距離からのフィニッシュまで持ち込んだ。
 
 ボールを支配してパスを繋ぎ、しっかり攻撃を完結させるドルトムントに対し、防戦一方だったヘルタが牙を剥いたのは前半終了間際。45分、オーバーラップした右SBヴァイザーのクロスから決定機を作り出したが、ヘゲラーの放ったシュートは相手GKの正面を突いた。
 
 ほとんどヘルタ陣内で試合が推移していた前半とは異なり、後半の立ち上がりは中盤で一進一退の攻防が続く。ヘルタのプレスやポジショニングが改善され、ドルトムントがテンポ良くボールを回せなくなったからだ。
 
 最初にビッグチャンスを迎えたのもヘルタ。プラッテンハルトのクロスをブルックスが頭で後ろにすらし、フリーのカルーが右足を合わせたが、惜しくもボールは枠の左に逸れた。
 
 難を逃れたドルトムントは、すぐさま反撃に出る。鋭い攻撃参加を見せるシュメルツァーを起点に、68分にはラモス、69分にはムヒタリアンが枠内シュート。しかし、どちらもヘルタGKヤルスタインの好守に阻まれた。
 
 試合の行方を決定付けるゴールが生まれたのは75分。ドルトムントが、待望の追加点を挙げる。
 
 相手CBブルックスのミスで生じたショートカウンターのチャンスに、香川とロイスがすぐさま反応。DFラインの裏に抜け出した前者からの丁寧な横パスに、後者がゴール前で見事に合わせ、粘りを見せていたヘルタを突き放した。
 
 83分には、ダメ押しゴール。ラモスの確度の高いポストプレーからポンポンとボールが繋がり、最後はロイスの完璧なお膳立てを受けたムヒタリアンがゴールネットを揺さぶった。
 
 試合はそのままタイムアップ。ドルトムントが前日にブレーメンを下していたバイエルンとのファイナルに駒を進めた。
 
 最後に日本人の両雄の出来を振り返れば、香川はとにかく裏への飛び出しが冴えていた。右サイドのムヒタリアンに相手の左SBが食らい付いた瞬間を見逃さず、その裏のスペースを何度も強襲。全得点に絡む活躍を見せ、改めて最近の好調ぶりを示した。
 
 後半途中にピッチを退いた原口は守備に追われる時間が長く、攻撃では多くのチームメイトと同様に不完全燃焼に終わった。
 
文:遠藤 孝輔

原口は守備に多くの時間を割くこととなり、ポジションを移した後も、本来の力を十分に出せずに終わった。 (C) Getty Images

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3年連続の決勝進出を果たしたドルトムント。過去2回はバイエルン、ヴォルフスブルクに敗れているが、来月21日、バイエルン相手に「三度目の正直」はなるか!? (C) Getty Images

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