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【セルジオ越後の天国と地獄】岡崎の目覚ましい活躍は称賛に値する。彼の評価は今や、本田や香川をも上回るよ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年04月13日

プレミアを制した時、岡崎が「現役最高の日本人選手」という称号を得ても不思議はない。

岡崎の活躍は、チームの志向するスタイルと彼のプレースタイルが見事に合致した結果。彼のひた向きさは、サポーターにも愛されているようだ。(C)Getty Images

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 プレミアリーグでレスターが首位を走っているけど、岡崎の活躍も目覚ましいね。マインツから移籍1年目で、かつプレミアリーグ初挑戦というふたつのハードルを乗り越え、コンスタントに出場を重ねながらチームの勝利に貢献している点は称賛に値する。
 
 海外の日本人アタッカーで最も注目を浴びているし、評価もうなぎ登り。今や香川や本田をも上回ると言っても、決して過言ではない。チームの志向するスタイルと岡崎のプレースタイルが見事に合致した結果であり、イタリア人指揮官ラニエリの信頼も勝ち取っている。彼のひた向きさは、サポーターにも愛されているようだ。
 
 同リーグでは、香川がマンチェスター・ユナイテッド時代に優勝を経験しているが、あの時は主力ではなく、あくまで“優勝させてもらった”という立場だった。だが、今季の岡崎は違う。
 
 豊富な運動量を武器に周囲を助け、ゴールに絡むプレーはもちろん、献身的な守備でチームを助けている。攻撃を牽引するヴァーディー(イングランド代表)の存在感には劣るものの、優勝を視界に捉えるチームで岡崎は安定稼働しており、日本人FWがこんなに脚光を浴びるのは高原以来だろう。充実のシーズンを送るなか、リーグタイトルを手にした暁には、「現役最高の日本人選手」という称号を得ても不思議はない。
 
 代表活動でも、岡崎は偉業が光る。3月29日のシリア戦に先発し、日本代表で史上5人目の100試合出場を達成した。FWを主戦場とする選手では初で、さらに歴代ゴール数も3位の48(1位75ゴール:釜本邦茂/2位55ゴール:三浦知良)。その数字が彼の偉大さを物語る。やはりプロの世界である以上、結果がすべて。その意味では、日本メディアにもっと取り上げられてもいい。
 
 
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