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マンUと大激闘…こうした消耗が退任理由? クロップ監督が想いを激白「上手く説明できない。ドイツ語で答えるべきかも」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年03月18日

「もしそれができていないと感じたら、私はもう監督ではない」

マンU戦後、遠藤(右端)ら選手たちを出迎えるクロップ監督。(C)Getty Images

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 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、引き際について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 就任9季目を迎えている56歳のドイツ人指揮官は、今年1月26日に突如として今季限りでの退任を発表。「エネルギーがなくなってきた。もちろん、今は何の問題もない。いつか発表しなければならないことはずっと前から分かっていた」とメッセージを発信した。

 それからおよそ2か月。FAカップ準々決勝で、マンチェスター・ユナイテッドとの死闘を3-4で落とした後、「このような試合での感情の“消耗”が、退任する理由の一部なのか、それともこの仕事への“中毒”の一部なのか」と問われると、稀代の熱血漢はこう答えた。

「どちらでもない。好きなチームの試合を見れば、かなり感情的になる。だから、ダグアウトにいなくても感情移入はできる。

 勝っている時は(タッチラインは)試合を見るのに最高のポジションだが、負けている時は最悪だ。試合に勝てば監督でいたいし、負ければそうありたくない。あるいは雰囲気が良ければ監督を続けたいし、悪ければ去りたい」
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 クロップ監督はまた、「このような些細な瞬間などとは関係のない、何かについての一般的な決断だ。上手く説明できなくて申し訳ない。ドイツ語で言わなければならないかもしれない。その方がいいかは分からないけどね!」と伝え、こう締め括った。

「誰も何も心配する必要はない。私は自分のやっている仕事の全てが好きなんだ。でも常に最高の状態で臨まないと。もしそれができていないと感じたら、私はもう監督ではない。そういうものだ。そうなれば、少し悪くなるだけでなく、一気に悪化し、間違った場所にいる羽目になる。それが早く分かるなら、決断を下すべきだ」

 ラストイヤーはいよいよ佳境に突入。過去には香川真司、南野拓実、現在は遠藤航と共闘し、日本人選手とも非常に馴染み深い指揮官は、リバプールで有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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