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「イワタは目を閉じていた。信じられない」岩田智輝のハンドでPK判定にセルティックOBが怒り!元審判の異論にも苦言「柔軟性欠いた思考回路」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年03月05日

「監督のフラストレーションは理解できる」

不運なハンドでPKを取られた岩田。(C)Getty Images

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 岩田智輝はボールを見ていなかった。それだけに、PKの判定は議論を呼んだ。関係者は不満を募らせている。

 3月3日に行われたスコットランドリーグの第29節で、日本人5選手が所属するセルティックはハーツに敵地で0-2と敗れた。序盤に退場者を出し、数的不利で試合の大半を戦ったチームにとって痛手となったのが、前半終盤のPK判定だ。

 岩田はボックス内で空中にあったボールを競った際、後方から味方のアリスター・ジョンストンにぶつかられた。その反動で着地しながら腕が後ろに回り、そこにボールが当たっている。岩田は背後のボールを見ることのできない体勢だった。

 ブレンダン・ロジャーズ監督が試合後に批判した判定について、地元紙『Daily Record』によると、セルティックOBのニール・レノンは「信じられないものだった」と批判している。

「イワタは目を閉じており、ジョンストンにぶつかられ、ボールが腕に当たり、それでPKになった。ロジャーズのフラストレーションは理解できる」
【動画】PK判定は妥当? セルティックOBが審判を批判した岩田のハンド
 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、ダーモット・ギャラガー元審判は衛星放送『Sky Sports』の番組で、今季のスコットランドでは同様の場面で一貫してPKの判定になっていたと指摘。審判団の決定は正しかったと述べている。

「今季のスコットランドリーグではずっとこれを見てきた。ああいうときにハンドで罰せられるのは一貫していた。厳しくて、とても、とてもアンラッキーだと思う。だが、すべてに関して審判がよくやった」

 これを受け、同じくセルティックOBのクリス・サットンは、X(旧ツイッター)で「スコットランドにおけるこういったケースでの柔軟性を欠いた思考回路をよく表している。全体を見ていない」と批判している。

 いずれにしても、判定が覆ることはない。この日の試合も含め、直近で評価を高めている岩田だけに、早く切り替えて次の試合でも活躍できるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】なぜ無敵のセルティックは崩壊したのか。地元メディアが見解「前田、古橋、旗手らはポステコグルーのために集められた」 
 
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