リバプールの遠藤航は、アジアカップを終えて再合流してからも、ユルゲン・クロップ監督の下で高い評価を受けている。ブレントフォードに４－１で快勝した２月17日のプレミアリーグ第25節も同様だ。クロップからの愛ある“ビンタ”と抱擁も話題となった。

　香港のメディア『BNN Breaking』は18日、「ブレントフォード戦はリバプールにおける彼の影響力が増していることの証となった」と報道。クロップとのやり取りは「パフォーマンスがどれほどだったかを物語る行為だ」と伝えている。

「エンドウの卓越した成長ぶりだけでなく、リバプールが今季の栄光を求める中で彼がいかに重要な役割を期待されているかを強調した」

　同メディアは「不可欠な存在となるまでのエンドウの旅路は、たゆまぬハードワークと適応力、生まれ持っての理解力による。加入以降、日本代表はスムーズにチームのダイナミクスに溶けこみ、卓越した技術と戦略的な洞察力を中盤にもたらした」と続けている。

「ブレントフォード戦のパフォーマンスは、チームにおける重要度が増していることを明らかに示している。すべてのパス、タックル、動きが正確で、エンドウの試合に対する綿密なアプローチとチームの成功に貢献しようという断固たる姿勢が反映されていた」
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　さらに、BNN Breakingは「クロップとエンドウはただ祝っただけではなく、チームの戦略における後者の重要な役割を公に認めたのだ」と称賛した。

「戦術的なアイデア力で知られるクロップは、エンドウが自分のビジョンをピッチに反映させられる選手と見たのだ。エンドウへの指示や称賛のビンタは、彼に対する信頼と自信の象徴だった。この選手と監督の相乗効果は、集団のために個の才能を生かし、目標に向けてチームを推し進めるというリバプールの理念の象徴だ」

　同メディアは「リバプールの歴史ある遺産という偉大なタペストリーにおいて、エンドウ加入は戦略的なヒットとして際立っている」と賛辞を続けている。

「シュツットガルトの有望タレントから、リバプールのキープレーヤーにまでなったことは、彼の成長や挽回力、揺るぎない献身を強調するものだ。リバプールが栄光を求め続けていくなかで、エンドウのパフォーマンスの重要性は決定的となるだろう。エンドウの旅路は、野心や変革の力、揺るぎなく卓越性を追求する姿勢を表している」

　日本代表キャプテンへの期待は高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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