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今も進化を止めない伊東純也。右の打開のみならず、柔軟かつ流動性に溢れるアタックで日本を勝たせる男に【アジア杯】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年01月14日

自ら攻撃をけん引していく構え

森保Jのエース格に成長した伊東。自身2度目のアジア杯でも期待に応える活躍を見せられるか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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「日本代表の元監督である(フィリップ・)トルシエ監督率いるベトナムとの対戦ということで、簡単な試合にはならないと思います。どんな戦いになっても最終的に勝利できるように、アグレッシブさ、粘り強さを併せ持った戦いをしたいと思います」

 日本代表の森保一監督が1月13日の公式会見で語気を強めた通り、14日のアジアカップ初戦・ベトナム戦は確実に勝利しなければならない一戦だ。

 初戦、そしてベトナムという相手の難しさは、指揮官が誰よりも強く認識しているはず。前回の2019年UAE大会では、初戦のトルクメニスタン戦でいきなり先制点を献上。最終的には勝ち切ったものの、まさかの大苦戦に戸惑いを覚えたに違いない。

 さらに準々決勝のベトナム戦も、堂安律(フライブルク)のラッキーなPKで辛勝。2022年カタール・ワールドカップのアジア最終予選で対峙した時もそうだが、毎回のように苦労している印象だ。

「ベトナムは侮れない相手。これまでも接戦が多いので、そろそろちゃんと勝ちたいなと思います」と、攻撃陣で最年長の伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)も話す。
 
 そのためにも、今回は早い時間帯に先制点を奪い、余裕を持ったゲーム運びをしたいところ。それはキャプテンの遠藤航(リバプール)も強調していた点。「チャンスは多く作れると思うので、そこでしっかり決めきることが大事」と右サイドのエースも自ら攻撃をけん引していく構えだ。

 今回は最前線に細谷真大(柏)、中央に南野拓実(モナコ)、左に中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)という組み合わせが濃厚。となれば、右で南野らと近い距離で崩し、左の中村に仕留めさせるというのが得点パターンの1つになりそうだ。

「一番は、あいつ(中村)はフィニッシャーなので、右で上手く崩して仕留める形ができればいいかなと思います。

 拓実とか律、タケ(久保建英/レアル・ソシエダ)もそうですけど、右でも真ん中でもできる選手とやる時には、トップ下が右に流れてきた時に自分も中に入って行けるようにというのは、気を使っていきたいですね」と伊東はイメージを膨らませていた。

 そうやって柔軟かつ流動的なポジション取りができるのが、今の伊東の凄さ。そこは前回アジアカップに参戦した頃との大きな違いだろう。

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