J１リーグ1stステージ・３節
アルビレックス新潟-横浜F・マリノス
３月12日（土）／15:00／デンカビックスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
1stステージ成績（２節終了時）：13位　勝点３　１勝０分１敗　５得点・７失点
 
【最新チーム事情】
●前節・神戸戦で６失点。守備の再建が急務に。
●チームとして、状況に応じた試合運びに課題。
●R・シルバは２試合・３得点と絶好調。３戦連発にも期待が懸かる。
●鈴木、松原が怪我で戦線離脱。両者とも全治３か月。
 
【担当記者の視点】
　前節の神戸戦（３-６）は、２点のビハインドから指宿の今季初ゴール、R・シルバの２得点で一時逆転したものの、守備が崩壊して敗れた。今季から導入したゾーンディフェンスの整備は不可欠で、今節ではその出来が再度問われる。
 
　また、３得点に絡んだ加藤が「自分も含め、逆転してからは前の選手はイケイケになったが、後ろは守りたいと考えていた。同じ考えでやらないといけない」と指摘したように、状況に応じたゲーム運びという点でもまだ課題が多い。短期間で劇的に改善させるのは難しいが、少なくとも曖昧な判断が散見された神戸戦の二の舞だけは避けたい。
 
　一方で、好調なのが攻撃陣だ。２試合・３得点のR・シルバをはじめ、選手のパフォーマンスに問題は感じられない。もっとも、この助っ人の個人技頼みではなく、複数人が絡んだ連係でゴールを陥れていることに選手たちは好感触を掴んでおり、上手くコンビネーションが噛み合えば複数得点も期待できそうだ。

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