• トップ
  • ニュース一覧
  • 「日本と全く違う。韓国はすごく…」齋藤学が海外との差を激白!豪州の野球人気度に衝撃「マナブ明日、野球見んだってさ!みたいな」【2023総集編】

「日本と全く違う。韓国はすごく…」齋藤学が海外との差を激白!豪州の野球人気度に衝撃「マナブ明日、野球見んだってさ!みたいな」【2023総集編】

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2024年01月03日

「ラグビーをしてるかのような…やっぱり違います」

オーストラリア時代の齋藤。海外経験を経て「許容範囲がすごく広くなった」。(C)Getty Images

画像を見る

 ついに年が明け、2024年となった。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、元日本代表アタッカーが勝手の違う海外生活を語った記事を再掲する。

記事初掲載:2023年10月3日

―――◆――◆―――

 今夏からベガルタ仙台でプレーする齋藤学は、韓国の水原三星、オーストラリアのニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツでのプレー経験も持つ。同じアジアサッカーの括りの中でも、Jリーグとはあらゆる面で違いを感じたようだ。

 今回は日本代表でも活躍した齋藤が身を持って感じた、海外との差に迫る。

――◆――◆――

――齋藤選手は韓国とオーストラリアのクラブにもそれぞれ1シーズン在籍していますね。日本との違いは感じましたか?

「全然違います。日本とは全く違います。韓国はすごくこう、日本への憧れって言うとちょっと語弊がありますけど…日本はちょっと先に進んでるって、多分、韓国の選手たちはすごく思っているので、トレーニングの仕方や考え方を聞きにくる選手が多かったです。

 あと表現がストレートなので、韓国では褒められるシーンが非常に多かったです。『一緒にやれて良かった』『来年もいてほしい』とか、普通に選手が直接言ってくることが多くて、すごく嬉しかったですね。

 試合の後とかにベンチ外の選手がバーって寄ってきて、『マナブのプレーを上から見てて、動きがこんなに戦術的なのはすごく参考になる』『今まで韓国を出てサッカーをやりたいと思ったことはなかったけど、僕はマナブに会って日本でやってみたいなと思えたよ』と言ってくれた選手もいました。若い22、3ぐらいの選手で、『あー良いやつらだな』って思っていました」

【動画】「そりゃあ良い選手だなって(笑)」プロ15年目の齋藤学が挙げたベストゲーム
 
――オーストラリアはどうでしょうか?

「やっぱり国民性として、ラグビーやクリケットだったり、オーストラリアンフットボールがメジャースポーツの1、2、3位に入ってくるので。日本や韓国みたいに、サッカーがメジャースポーツで、1、2を争うわけじゃないんですよ。お客さんがすごく多いかって言われたらそうでもないですし。サッカーをしてるけど、文化的なものも含めて、ラグビーをしてるかのような…。プレーの仕方などはやっぱり違います。サッカーでも国によってこれだけ文化が違うんだなとすごく思いましたね」

――「ラグビーのようなプレー」が少し気になります。

「外が空いてて、外に出すっていうよりかは、とりあえずボランチがドリブルで真ん中に突っ込むみたいな。日本だったらあんまりないというか、そこで取られる時のリスクも考えちゃうけど、とりあえず挑戦で、突っ込むシーンが多くて。僕が1回間で受けて、外にはたいてワンツーでもらおうと思ったら、『外じゃなくて、自分で真ん中を割いていけ』みたいな感じでした。割いていけというか、『真ん中でもっと行けるだろう』って言われて。その考えは自分の中にはなかったので、なるほどね、そんな考え方もあるんだなって。

 僕が行けたのはヨーロッパとかみたいにサッカーの最先端じゃないですけど、韓国やオーストラリアという違う国でプレーすることで、サッカーとしての知らない文化を多く知れました。僕の中で、サッカーをするうえでの許容範囲がすごく広くなったなと思います」

【バイタルエリアの仕事人】Vol.32 齋藤学|「ハリルに名前を覚えられてなかったので」日本代表での悔しさは今も胸に。川崎時代のライバル三笘薫は――
【関連記事】
【森保Jアジア杯メンバー26人の序列】三笘、久保、伊東が並ぶ“魅惑の2列目”がついに実現へ。1トップは上田が軸
「日本、アホちゃうか」本田圭佑、WBCのサッカー熱への影響に関する問いにバッサリ!「なんでレベルの低い話をしなきゃいけないのか」
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」
「まるで別世界にいるよう」神戸FWボージャンが母国紙に語った日本の印象。とくに感銘を受けたのは?「お気に入りになった」
「女性の場合、試合前の“夜の営み”は普通。でも…」ロシア女子代表GKの赤裸々発言が大反響!過去には「最も美しい20人のアスリート」に選出

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ