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中学時代はアメリカでプレー。早稲田実DF若杉泰希、“文武両道”で全国初出場に誇り「勉強をしながらでも上を目ざせる」【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年12月28日

「もう一個上に行きたかったな、というのが率直な感想」

開幕戦で早稲田実の最終ラインを牽引した若杉。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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[高校選手権・開幕戦] 早稲田実0-2広島国際学院/12月28日/国立競技場

 早稲田実(東京)は12月28日、第102回選手権の開幕戦で広島国際学院(広島)と対戦。前後半で1点ずつを決められ、0-2で敗戦を喫した。

「もう一個上に行きたかったな、というのが率直な感想」

 3バックの中央を務め、最終ラインを牽引したDF若杉泰希はそう唇を噛んだ。

「今日はたくさんの人に応援していただけたので、感謝の気持ちでいっぱいなんですけど、不甲斐なく0-2で負けた。結果でお返しすることができず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
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 若杉は父親の仕事の関係で、2歳から7歳までをスウェーデンで過ごし、中学時代はアメリカに住んでいた。中学時代に所属していたニューヨークSCでは、なかなか試合に出場できなかった影響で心境の変化もあり、「サッカーだけじゃなくて、勉強も自分は高みを目ざしたいと思った」と高校は一般受験で早稲田実に進学した。

 だからこそ、まさか早稲田実で選手権に出場できるとは想像していなかった。

「早実は全国に出たこともないので、そこで勉強をしながらでもサッカーで上を目ざせるというのは、全国に出れたということが証明してくれると思う」

 1回戦敗退の悔しさは残る。ただ、この大舞台に出場した経験は、間違いなく自分の将来に生きる。

 若杉は卒業後、早稲田大に進学。大学では「まだ考えてないけど、(大学では)サッカーはやらないような気持ち。自分自身、海外に住んでいた経験があるので、どういう形であっても将来は海外に住んで生活したい」と将来の夢に向かって突き進むと誓った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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