現地時間11月６日に開催されたプレミアリーグ第11節で、チェルシーはトッテナムと敵地で対戦。４－１で快勝を収めた。

　今季からマウリシオ・ポチェティーノ監督が指揮を執るチェルシーは、開始６分で先制を許すも、35分にコール・パーマーのPKで同点に。その後、55分に相手が２人目の退場者を出してからは、より押し込むなか、75分、90＋４分、90＋７分とニコラス・ジャクソンが怒涛の３発を叩き込み、トッテナムを首位から引きずり下ろした。

　英公共放送『BBC』によれば、ポチェティーノ監督は試合後、前後半合わせて20分を超えたアディショナルタイムに皮肉を込めてか、「私たちは当初の予定より22分多くプレーした」と伝えたうえで、白熱のロンドンダービーをこう総括した。

「素晴らしい試合だったし、自信に満ち溢れていたチームと対戦できた。我々は自信を高める必要があった。これは重要な勝利だ。様々に分析しなければならないが、相手にミスを強いたし、チームは良いキャラクターを見せた。我々は試合に勝ち、やりたかったことをやってのけた」
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　ハットトリックを達成した22歳の俊英、ジャクソンに関しては、「自信が重要」と説く。

「若いストライカーがチェルシーのようなクラブに来るのは、とても大きな挑戦だ。彼はとても若く、スペインから来て、リーグも違う。このハットトリックで、もっとリラックスしてプレーできるようになり、必要な自信を掴めるよう願っている」

　また、元トッテナムの指揮官は、数的不利になっても攻めの姿勢を貫き、ハイラインを敷いた古巣にも触れ、「首位に立つと何でも試せる。自信があればね」と口にした。

　キーワードは“自信”――。昨季は屈辱の12位に沈み、今季も中位に留まるチェルシーは、絶好調のライバル撃破を弾みに、名門のそれを取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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