次世代アスレティックトレーナー育成プロジェクトSOCCER MEDICAL CAMP
「SOCCER MEDICAL CAMP」はJFAソーシャルバリューパートナーであるニチバン株式会社と公益財団法人日本サッカー協会の共催で2019年にスタートした次世代アスレティックトレーナー育成プロジェクトです。ここでは7月22日から始まった「SOCCER MEDICAL CAMP 2023」の3日目と4日目の様子をレポートします。
※本記事は2023年10月10日発売のサッカーダイジェスト本誌から転載。一部修正。
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SOCCER MEDICAL CAMP 2023は8月26日(土)に3日目を迎えました。
受講生はまず、池田浩先生からチームドクターの仕事の範囲の広さとそれをカバーするうえで、仲間やトレーナーと連携する重要性を学びました。
続いて土肥美智子先生からサッカー選手の内科的疾患、アンチ・ドーピングについて講義を受けました。
4日目の9月16日(土)の講義では、齊藤雅彦先生が正確な解剖知識、触診での圧痛点の見極め、負荷をかけてのX線撮影など、足関節の診断に必要な技術を理由とともに伝えてくれました。
また、この日の終盤の福島理文先生の講義では、受講生が4班に分かれて、要救護者に呼びかけ、異常を感知したという設定で、救命活動を実習しました。近くの人に救急車への連絡とAED運搬を依頼しながら、胸骨を圧迫。届けられたAEDを使用するまでの流れを実習しました。
日本代表の前田弘トレーナーも、救命活動を行なったことが一度ならずあったそうです。すべての練習にドクターが帯同できるチームは極めて少なく、現場にいるトレーナーが選手の命綱となるケースもあります。
講義終了後も、受講生は最終日の研究発表に向け、打ち合わせを行なっていました。加藤晴康先生の講義では、グループディスカッションを行ない、その内容をまとめて発表するコーナーがありました。
SOCCER MEDICAL CAMP 2023もいよいよ大詰め、最終日を残すのみです。
※本記事は2023年10月10日発売のサッカーダイジェスト本誌から転載。一部修正。
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SOCCER MEDICAL CAMP 2023は8月26日(土)に3日目を迎えました。
受講生はまず、池田浩先生からチームドクターの仕事の範囲の広さとそれをカバーするうえで、仲間やトレーナーと連携する重要性を学びました。
続いて土肥美智子先生からサッカー選手の内科的疾患、アンチ・ドーピングについて講義を受けました。
4日目の9月16日(土)の講義では、齊藤雅彦先生が正確な解剖知識、触診での圧痛点の見極め、負荷をかけてのX線撮影など、足関節の診断に必要な技術を理由とともに伝えてくれました。
また、この日の終盤の福島理文先生の講義では、受講生が4班に分かれて、要救護者に呼びかけ、異常を感知したという設定で、救命活動を実習しました。近くの人に救急車への連絡とAED運搬を依頼しながら、胸骨を圧迫。届けられたAEDを使用するまでの流れを実習しました。
日本代表の前田弘トレーナーも、救命活動を行なったことが一度ならずあったそうです。すべての練習にドクターが帯同できるチームは極めて少なく、現場にいるトレーナーが選手の命綱となるケースもあります。
講義終了後も、受講生は最終日の研究発表に向け、打ち合わせを行なっていました。加藤晴康先生の講義では、グループディスカッションを行ない、その内容をまとめて発表するコーナーがありました。
SOCCER MEDICAL CAMP 2023もいよいよ大詰め、最終日を残すのみです。