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【リーガ現地コラム】スペイン代表入りも!? 乾も絶賛するレバンテ所属の遅咲きのドリブラー

カテゴリ:連載・コラム

豊福晋

2016年02月25日

活躍するたびに大きくなるスペイン代表入りを望む声。

推進力に優れたドリブルを主武器に、下位に低迷するレバンテで躍動するモラレス。チームが残留できるかは、この男の双肩にかかっている。(C)Getty Images

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 ひとりの無名ドリブラーがスペイン代表の扉に手をかけようとしている。

 名前はホセ・ルイス・モラレス。リーガ・エスパニョーラで残留争いを繰り広げているレバンテを牽引する28歳のMFだ。とくに年明け以降の勢いは凄まじく、8試合に出場して5ゴール・4アシストと躍動。エイバルの乾貴士も「あの11番のドリブルはすごかった」と、快勝した24節のゲーム後に絶賛していたほどだ。

 持ち味はぐいぐいと進んでいく推進力に優れたドリブル。重心を前方にかける独特の姿勢で左サイドを切り裂く彼は、対峙するDFにとっては厄介な存在だろう。

 現在のレバンテは、チャンスの多くを左サイドから生み出している。理由はもちろん、モラレスのドリブルを最大の拠り所にしているからだ。このところのレバンテの戦いぶりを見るかぎり、残留は彼にかかっていると言っても過言ではない。

 ヘタフェを下した25節に、『マルカ』紙が選出する同節のMVPに輝いているように、この2か月間で知名度は一気に上昇。ゴール後に右手を額に当てる敬礼パフォーマンスも、いまではお馴染みとなっている。

 彼が活躍するたびに大きくなっているのが、スペイン代表入りを望む声だ。

 現代表のアタッカー陣は今シーズン、その多くが得点力不足を指摘されている。なにしろ、1年前にビセンテ・デル・ボスケ監督が攻撃の重要戦力と考えていたメンバーが、揃いも揃って所属クラブで結果を残せていないのだ。

 前線の軸となってきた3人を見てみると、プレミアリーグではジエゴ・コスタとペドロ・ロドリゲス(ともにチェルシー)がそれぞれ10得点、4得点と苦戦。パコ・アルカセル(バレンシア)も、リーガで9ゴールと本領を発揮しきれていない。そのほか、ダビド・シルバ、ヘスス・ナバス(ともにマンチェスター・シティ)、アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)、セスク・ファブレガス(チェルシー)といった攻撃的MFも、得点力という点では不足感が否めない(いずれも1ゴール)。

 ここまで6ゴールと、モラレスも決して量産しているわけではないが、この2か月の好調ぶりは特筆に値する。EURO連覇を願うスペイン国民はいまや、このウインガーのゴールへと向かう迫力満点のドリブルと得点力に希望を見出している。代表での実績はゼロ。連携も最初から構築していかなければならない。それでも彼には、ライバルたちにはない勢いが感じられる。
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