2023年10月17日、日本代表がキリンチャレンジカップでチュニジア代表に２-０と勝利。その試合で貴重な追加点を決めたのが、伊東純也だ。13日のカナダ戦に続き先発出場して「身体が少し重かった」ものの、ゴールという結果をしっかり出している。
久保建英からのマイナス気味のクロスを右足で上手く合わせたゴールについて、伊東は試合後のミックスゾーンで次のように話していた。
「（コーチの）名波さんが絶対３枚は入っていけと。ハーフタイムにもクロスに対して絶対に入っていけと言われていました。マイナスのところに顔を出したら、タケ（久保）が見てくれたので、あとはふかさないことだけを意識してコースに流し込みました」
伊東が「相手に当てないよう、狙い通りに上手く蹴れた」と言うように、シュートの軌道は実に美しかった。
【動画】伊東純也の追加点
「タケが見てくれた」
プレゼントボールをくれた久保との試合中の連係についても、伊東は触れている。
「（森保）監督からタケが右に流れたら、上手く中に入るようにと求められていました。なので、タケが右に来たら、ちょっとスペースを作って中に入っていく意識をしました」
パーフェクトとは言わないまでも、久保と呼吸が合うシーンもあった。試合を重ねていけば、伊東と久保は脅威のコンビになれるか。
取材・文●白鳥和洋（サッカーダイジェストTV編集長）
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