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W杯予選、アジア杯に向けてボランチ枠は4枚? チュニジア戦でサバイバルの行方は...遠藤&守田の鉄板コンビは再度試しておきたい

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年10月17日

守田は中盤をリードできるか

チュニジア戦は、ボランチに遠藤と守田を並べて挑むと見られる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 3月の新体制発足から7試合のテストマッチを繰り返してきた森保ジャパン。6月のエルサルバドル戦(6-0)からは5連勝で、全て4ゴール以上で圧勝している。

 キャプテン遠藤航(リバプール)は「シンプルに前のタレントが多い」と語っていたが、今回は三笘薫(ブライトン)ら攻撃のタレントの選外や辞退、離脱が続いている。

 発熱などを訴えていた初招集の奥抜侃志(ニュルンベルク)も、10月16日にようやく全体練習に合流したが、フル稼働できる状態にはない。それだけに、17日のチュニジア戦は総力戦になる。先発が確実視される久保建英(レアル・ソシエダ)や上田綺世(フェイエノールト)には、攻撃陣を力強くリードしてほしいところだ。

 そんななか、目を向けるべきポジションの1つがボランチ陣だ。今回は4-2-3-1でスタートすると森保一監督は明言したが、やはり11月からスタートする2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選、来年1~2月のアジアカップを視野に入れると、遠藤と守田英正(スポルティング)の鉄板ボランチの連係は再度、試しておきたいところ。指揮官はまず2人を並べて試合に挑むと見られる。
 
 とはいえ、今後の公式戦で遠藤不在の時期がないとは言い切れない。そこで守田が中盤をリードできるか否かは、先々を見据えてのチェックすべき重要テーマ。2022年6月に0-3で敗れたチュニジアという強敵は、それを測る格好の相手と見ていい。

「航くんのように守備で厚みを持たせるとか、壁のようになることも大切ですし、ビルドアップでさばくことも重要。両方できたらなおいい」と守田も理想像を描きつつ、積極果敢に挑んでいく構えだ。

 カタールW杯を経験し、所属先でチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)にも出ている彼は、国際経験値は遠藤に匹敵するものがある。それを遺憾なく発揮し、日本の大黒柱の1人に上り詰めてほしい。

 一方で、13日のカナダ戦(4-1)に短時間出た伊藤敦樹(浦和)、川辺駿(スタンダール・リエージュ)の能力を見極めることにもトライする必要があるのではないか。というのも、公式戦が始まれば、登録枠が26人から23人に減るからだ。ボーダーラインにいる彼らの判断材料をこの一戦でより多くの集めるのが重要になってくる。
【PHOTO】奥抜も合流した日本代表が、チュニジアとのリベンジマッチに向けノエスタで前日練習を実施!
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