【プレミア現地コラム】実現すれば55年ぶり。トッテナムは「本物の優勝候補」だ

カテゴリ:連載・コラム

山中忍

2016年02月18日

「一緒に夢を見よう!!」と呼びかけるように。

敵地エティハドでマンチェスター・Cを下し、首位レスターとの勝点差は2に縮まった。大一番を制したトッテナムが、55年ぶりのリーグ制覇に向けてまた一歩前進した。 (C)Getty Images

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 2-1で勝利した26節のマンチェスター・シティ戦後、敵地エティハドに駆けつけたファンと喜びを分かち合ったトッテナムの選手たち。決勝ゴールを挙げたクリスティアン・エリクセンは、「意識するのは次の試合だけ」とTVカメラの前でこそ努めて冷静だったが、
試合直後のスタンド前では別人だった。
 
 彼だけではない。ユニホームを投げ入れたり、拳を突き上げたりと感情を爆発させたトッテナムのイレブンは、メディアでも本物と評されはじめた「優勝候補」としての自覚を胸に、1961年以来のリーグ制覇に向けて気炎を揚げていた。
 
 その祝勝の一団に、しまいにはマウリシオ・ポチェティーノ監督が合流。報道陣の前では「優勝」の二文字を避ける指揮官も、この時ばかりは別だった。まるで「一緒に夢を見よう!!」とファンに呼びかけるように、身体全体で喜びを表現した。
 
 トッテナムのファンは、親しみを込めてポチェティーノを「マウ・ポー」の愛称で呼ぶ。一昨年の就任当初から、この若手指揮官には好意的だ。驚きだったのは、選手たちが歩み寄ってきた時よりも、スタンドから大きな歓声が沸いたこと。監督の成長が今シーズンの躍進に繋がった最大の要因だと、そんな認識がファンにはあるのだろう。
 
 ポチェティーノは「2点取ったら3点目、3点取ったら4点目を狙う」と語る攻撃的なメンタリティーの持ち主だ。ただし、その“副作用”として失点が多かった。開幕前の下馬評が「トップ6止まり」だったのも、昨シーズンの上位10チームで最多を記録した53失点が大きな理由だった。
 

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