• トップ
  • ニュース一覧
  • 女子審判員の窮状。「野次に弱く、ベンチから言われて辞めてしまう」。無分別なブーイングへの危惧「なかなか人口が増えていかない」

女子審判員の窮状。「野次に弱く、ベンチから言われて辞めてしまう」。無分別なブーイングへの危惧「なかなか人口が増えていかない」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年09月19日

「若い世代の優秀な審判が出てこなくなってしまう」

山下主審(中央)らが世界で活躍する一方、次代の女子審判員の台頭も求められている。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 DAZNが配信する『Jリーグジャッジリプレイ』の最新回で、審判員の現状がフォーカスされた。

 MCの桑原学氏が「選手と違って、審判団の方々は、あんまりこう...なんでしょう、ほめてもらえる機会って、圧倒的に少ないわけじゃないですか」と所感を述べる。

 続けて「もうちょっとこう、リスペクトしないと、これから若い世代の優秀な審判が、本当に出てこなくなってしまう」と憂慮。「サッカー界全体で考えないといけないんじゃないかと思うんですけどね」と訴える。

 見解を求められた元国際審判員の深野悦子氏は、次のように応じる。

「女子審判がますますいないんですよね、そういう面では。やっぱり、野次に弱くて、ベンチから言われて、辞めてしまう人がたくさんいて、なかなか人口が増えていかない。みんなでこう、醸成するというか、良い雰囲気が作れていけばいいなとは思います」
【PHOTO】名場面がずらり!厳選写真で振り返る“Jリーグ30年史”!
 とはいえ、まったく批評がない世界を求めているわけではない。

「ただ、野次とまではいかないですけど、ブーイングだったり、ご意見というのはあると思うので、そこを抑えてほしいとは思わないです」

 桑原氏は「完全に、それをしちゃいけないということではないと思うんですよ。ただ、何でもかんでも、やたらめったらブーイングみたいなのは、ちょっと違うんじゃないかな」と自身の考えを伝えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ちょっとあり得ないというか...」鹿島ピトゥカの一発レッドに家本元審判員が見解。通訳の退場は「別のやり方があったように思う」

「全国のレフェリーのみなさん、やめましょう」倒れた武藤に手を差し伸べる。主審の振る舞いに家本元審判員が私見「毅然と、距離を取って」

浦和リンセンは倒れたほうがPKだった? 家本元審判員は「関係ない」ときっぱり。福西崇史は「VARがあるんだから取ってくれますよねって」
【関連記事】
「全国のレフェリーのみなさん、やめましょう」倒れた武藤に手を差し伸べる。主審の振る舞いに家本元審判員が私見「毅然と、距離を取って」
「相手を傷つけるようなことは...」家本元審判員が“無謀なタックル”に警鐘。大久保嘉人は「判断が鈍っているのかな」
「ちょっとあり得ないというか...」鹿島ピトゥカの一発レッドに家本元審判員が見解。通訳の退場は「別のやり方があったように思う」
浦和リンセンは倒れたほうがPKだった? 家本元審判員は「関係ない」ときっぱり。福西崇史は「VARがあるんだから取ってくれますよねって」
「なぜレフェリーにリコメンドされなかったのか」湘南対浦和の“ノーPK”を家本元審判員が疑問視。VAR未介入に「審判委員会の見解を聞きたい」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いよいよ五輪開幕!
    7月10日発売
    パリ五輪特集
    U-23&なでしこ
    日本代表 選手名鑑
    男女出場28か国ガイド付き
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 完全保存版
    7月18日発売
    欧州王者はスペイン!
    EURO2024
    大会総括
    出場24か国の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ