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S・ランス移籍後初アシスト。「良い波に乗れるように」と中村敬斗は意欲満々。伊東との連係強化で三笘から定位置奪取も【現地発】

カテゴリ:海外日本人

元川悦子

2023年09月18日

ヘッドで流し先制点をお膳立て

ブレスト戦で1アシストの中村。ただ試合は逆転負けで「マジでもったいない」と唇を噛む。写真:元川悦子

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 3月のウルグアイ戦で、日本代表で初キャップを飾り、6月のエルサルバドル戦で初ゴール。さらに9月のトルコ戦でも2得点を叩き出すなど、ハイペースで代表キャリアを積み重ねている中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)。2000年生まれのアタッカーは今、急成長の真っ只中にいる。

 彼が今夏、念願だった欧州5大リーグに初参戦を果たしたのは周知の事実。8月10日にオーストリアのリンツからランス移籍が正式決定し、12日の今季開幕マルセイユ戦に60分から途中出場。さっそく新天地デビューを果たす。

 その後、20日のクレルモン戦と27日のモンペリエ戦では左FWでスタメン出場。9月3日のメス戦では再びベンチスタートとなったが、スティル監督の積極起用を見る限りでは、攻撃のキーマンの1人として大きな期待を寄せられているのは確かだろう。

 その中村はトルコ戦で大きな自信をつけ、チームに戻り、17日のブレスト戦に先発出場した。本人も「そろそろチームでも得点を取りたい」と野心に満ち溢れていたはずだ。

 強い思いが序盤から前面に表われた。開始9分、センターサークル付近でボールを受けた中村は素早い反転で相手をかわし、一気にゴールに突き進んだ。そして対峙してきたDFも抜き去り、右足を一閃。誰もがゴールを確信したはずだ。
 
 だが、惜しくも相手守護神ビゾットに阻止されてしまう。直後にも遠目の位置から思い切って狙いに行ったが、これも外れて、移籍後初得点とはならなかった。

「本当にちょっとボールが浮いてれば入ったかなと。ゴールキーパーの足が残ってたんで、逆を狙ったんですけど、ちょっと今日はゴールキーパーが良かった」と本人も大いに悔しがっていた。

 それでも、得点に絡む仕事をしてみせるのが今の中村だ。19分、左サイドからのFKをニアでヘッドで流して、リチャードソンの先制点をお膳立てした。

「セットプレーは結構、細かく言われていて、ニアに入れと。それで自分が触ってファーで決めるっていうのは狙い通りでした」と、本人もフランス初アシストに顔をほころばせた。

【動画】中村が初アシスト&伊東はフル出場! S・ランス対ブレストのハイライト
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