MLBではピッチクロックやタイブレークを導入。積極的に短縮化
「7分!?」
昨年のカタール・ワールドカップの際、『ABEMA』でスペシャル解説を務めた本田圭佑がそう発し、大バズリしたことを覚えている人が多いだろう。
今シーズンのプレミアリーグで、同じ言葉を口にしている人は少なくないかもしれない。先の世界大会と同様に、プレータイムの測定をより正確化し、アディショナルタイムが大幅に増えているのだ。
実際、9月3日のアーセナル対マンチェスター・ユナイテッド戦では、ホームの前者が、90+6分に勝ち越し点を奪ったと思えば、90+11分にダメ押し点まで叩き込んでいる。もはやフットボールは90分ではなく、100分の戦いだ。
この従来の慣習を打ち壊す新様式には賛否両論あるなか、2022年に現役を引退し、現在は解説業でも人気を集める鄭大世氏は、全面的に肯定する。
「僕は良いと思います。きついけど、やっぱり勝ってる選手が明らかな時間稼ぎをするのは、プレーヤーとしては本当に嫌だったので。そういうものの抑制に繋がりますし。『どうせ時間稼ぎをしても、時間が取られる』ってなるので僕は良いと思います。
今まで何でやってこなかったのって思います。すごくロスタイムが曖昧じゃないですか。『明らかに止まってたでしょ』って言っても、4、5分だったりするので。『そこもっとでしょ』と思っていました」
【動画】伝説のストライカーも「シーズン最優秀ゴール候補」と絶賛!三笘の衝撃ドリブル弾!
昨年のカタール・ワールドカップの際、『ABEMA』でスペシャル解説を務めた本田圭佑がそう発し、大バズリしたことを覚えている人が多いだろう。
今シーズンのプレミアリーグで、同じ言葉を口にしている人は少なくないかもしれない。先の世界大会と同様に、プレータイムの測定をより正確化し、アディショナルタイムが大幅に増えているのだ。
実際、9月3日のアーセナル対マンチェスター・ユナイテッド戦では、ホームの前者が、90+6分に勝ち越し点を奪ったと思えば、90+11分にダメ押し点まで叩き込んでいる。もはやフットボールは90分ではなく、100分の戦いだ。
この従来の慣習を打ち壊す新様式には賛否両論あるなか、2022年に現役を引退し、現在は解説業でも人気を集める鄭大世氏は、全面的に肯定する。
「僕は良いと思います。きついけど、やっぱり勝ってる選手が明らかな時間稼ぎをするのは、プレーヤーとしては本当に嫌だったので。そういうものの抑制に繋がりますし。『どうせ時間稼ぎをしても、時間が取られる』ってなるので僕は良いと思います。
今まで何でやってこなかったのって思います。すごくロスタイムが曖昧じゃないですか。『明らかに止まってたでしょ』って言っても、4、5分だったりするので。『そこもっとでしょ』と思っていました」
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一方で、試合の長期化によるファン離れを避けるため、大谷翔平ら日本人選手も活躍するMLBでは、ピッチクロックやタイブレークを導入。積極的に短縮を図っている。見方によっては、プレミアリーグのアディショナルタイム増加は、スポーツ界の動きと逆行しているとも取れるが…。
「それはもう野球と比べることがおかしいと思います。だって、野球は長いから。みんなバーベキューしながら見ている。元々2、3時間の長い試合を短くするのは分かるんですけど、サッカーの場合は止まらないから、みんなそこに没頭しているので、見る時間が長くなるんだったら、それは楽しいんじゃないですか。
VARを導入した時と一緒で、人間は生存本能で現状維持を求めて変化を嫌うので、今は慣れたくないかもしれないですけど、絶対これも慣れてくると思います。そこと人気は絶対関係ないと思いますね」
今シーズンの終わりには、「アディショナルタイム7分」はもはやスタンダードで、本田の発言の記憶はかなり薄れているかもしれない。
取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「それはもう野球と比べることがおかしいと思います。だって、野球は長いから。みんなバーベキューしながら見ている。元々2、3時間の長い試合を短くするのは分かるんですけど、サッカーの場合は止まらないから、みんなそこに没頭しているので、見る時間が長くなるんだったら、それは楽しいんじゃないですか。
VARを導入した時と一緒で、人間は生存本能で現状維持を求めて変化を嫌うので、今は慣れたくないかもしれないですけど、絶対これも慣れてくると思います。そこと人気は絶対関係ないと思いますね」
今シーズンの終わりには、「アディショナルタイム7分」はもはやスタンダードで、本田の発言の記憶はかなり薄れているかもしれない。
取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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