古巣の補強に意見を述べた。

　周知の通り、リバプールは８月18日シュツットガルトから遠藤航を獲得した。翌日のボーンマス戦で、早速デビューさせている。

　ファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンが退団したレッズは、モイセス・カイセドやロメオ・ラビアの補強に乗り出すも、チェルシーとの争奪戦に敗北。そこで白羽の矢を立てたのが、30歳の日本代表MFだった。

　リバプールの地元紙『LIVERPOOL ECHO』によれば、クラブのレジェンドOBである元イングランド代表FWのマイケル・オーウェン氏は、賛否両論が上がっているこの補強に言及。『Premier League Productions』で次のように語っている。

「明らかに彼は第一候補ではなかった。そこは正しく理解しよう。だけど、リバプールが明確な動きで、（補強を）やり遂げたのは気に入ったよ」

【画像】遠藤航はアンカーの何番手？ リバプールの最新序列

　オーウェン氏は「６番（アンカー）が手に入らない時間が長ければ長いほど、あらゆる類の価格が高騰していく。ファンも選手も緊張ｓるる」と続けている。

「ターゲット１、それは起こらなかった。ターゲット２、それも起こらなかった。 翌日にメディカルチェックが行なわれ、移籍金で合意に至ったと聞いた。リバプールはその点で賞賛されるべきだと思う。彼らはここ一、二週間、数人の選手を獲得できず、一線を超えた多くの批判を受けてきた」

　そして、「彼がいい買い物かどうかはまだ分からない」としたうえで、こう見解を示している。

「彼は経験豊富で、年齢は30歳だ。それは長期的な考えではない、彼らはカイセドに１億ポンド以上を費やすつもりだったが、その地位を確実にするためには10年ほどかかるだろう。一方、今回（の遠藤の補強）は、次の選手が見つかるまで、おそらく２～３年間の一時しのぎのようなものだ」

　本命ではなかったにせよ、素早く代替選手を確保した動きを評価しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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