８月20日に開催されたリーグカップのラウンド16で、日本人選手５人を擁するセルティックは、リーグ開幕戦でレンジャーズを破ったキルマーノックと敵地で対戦した。

　古橋亨梧と前田大然が先発し、直近の試合で負傷交代した旗手怜央はメンバー外となったなか、59分に先制を許すと、その１点を最後まで返せず。０－１で痛恨の敗戦を喫し、開幕から３試合目にして２年連続国内３冠の夢が潰えた。

　現地紙『THE SCOTTISH SUN』によれば、キャプテンのカラム・マグレガーが試合後にインタビューに対応。２シーズン指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー監督が去り、ブレンダン・ロジャース監督が就任した今、「岐路に立たされている」と語った。

「ある程度の個性とクオリティを持ってプレーしなければならない。神から与えられた権利だけで３冠を達成できるわけではないと、思い知る結果になった。簡単ではない。試合に勝つ方法を見つけなければならない。クオリティ不足だ。ここから学ばないと。僕らは２年前に新監督が就任した時と同じような岐路に立たされている。団結し、解決策を見つけ、ピッチに横たわる問題の答えを見つけることが重要だ」
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　指揮官は、自分たちのプレースタイルを奪ったのは、プラスチックのピッチのせいだと口にしたが、30歳のスコットランド代表MFは言い訳するつもりはない。

「ピッチの乾きなどは関係ない。去年ここに来て４－０で勝ったし、十分なクオリティを見せた。毎回、そのレベルに達していなければならないという話だ。岐路に立たされた今、２試合、３試合、４試合と雪だるま式に悪化させてはいけない。これを正すために、自分の中に何かを見つける必要がある」

　再びチャンピオンズリーグも戦う今シーズンだが、陣容が変わり、懸念材料は少なくない。ロジャース新監督のもと、国内での確固たる地位を守ったうえで、欧州での戦いに臨めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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