プレミアリーグの新シーズン開幕が迫っている。昨シーズンに躍進したブライトン、そして三笘薫がさらなる飛躍を果たすのか、大きく期待されているところだ。

　昨季のブライトンは、開幕してからグレアム・ポッター前監督をチェルシーに引き抜かれる事態に直面した。だが、後任のロベルト・デ・ゼルビ監督の下でそれまで以上に躍進。プレミアリーグを６位で終え、クラブ史上初の欧州カップ戦出場となるヨーロッパリーグ出場権を獲得している。

　デ・ゼルビ体制でブレイクしたひとりが、日本代表の三笘だ。ポッター体制では終盤での途中出場ばかりだったが、デ・ゼルビが指揮を執るようになってレギュラーに定着。公式戦41試合出場で10得点・８アシストを記録し、大きな脚光を浴びた。

　今夏、アレクシス・マカリステルをリバプールに売却し、モイセス・カイセドの去就も騒がれる一方で、ジェームズ・ミルナーやマフムード・ダフード、ジョアン・ペドロらを獲得したブライトン。英紙『Daily Mail』は、新シーズンのチームのキーマンに三笘の名前を挙げている。

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　同紙は「カイセドが移籍すると仮定しても、カオル・ミトマがいる。イングランドで１年目だった昨季、小柄なマジシャンは公式戦41試合で10得点・８アシストを記録した」と報じた。

「ゴールを決めていないときでも、彼はDFたちにとって悪夢の存在だった。両足を使ったドリブルと、スピードに乗った中での切れ味鋭いターンで、真のウイングの魔術師となった」

　直近でマンチェスター・シティからの関心も報じられた三笘だけに、プレミアリーグの各クラブは徹底的に日本代表アタッカーを研究して新シーズンを迎えるはずだ。２年目の今季は、真価が問われる一年となる。プレミアリーグでの三笘の第２章に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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