「そっちのほうが自分は活きそうだなって」
横浜FCの伊藤翔は今、「サッカーが楽しい」という。
中京大中京高を卒業後の2007年、フランスのグルノーブルに加入。Jクラブを経由せず、いきなり欧州の舞台に飛び込んだ。その後は清水、横浜、鹿島、横浜FC、松本と渡り歩いてきた。
7月に35歳になったばかり。円熟のアタッカーは、「遠回りなのか、近道なのか分からないような道をとりあえず来てみたものの(笑)」と頬を緩め、「まだ、あの時にああしておけば良かったなみたいなのは特にない」と言い切る。
様々な経験を積み、ベテランと呼ばれる年齢になり、「若い時より、だんだん試合が分かってくるというか、サッカーがちょっとずつ分かってきた」。だからこそ、サッカーの面白さを改めて嚙みしめている。
任されるポジションも、伊藤のモチベーションをさらに高めているようだ。
7試合ぶりに先発した前節のサンフレッチェ広島戦(1-1)では、3-4-2-1のシャドーでプレー。76分に途中交代するまで、精力的に走り回った。
「このシステムのシャドーを、若い時からずっとやりたいなと思っていた。そっちのほうが自分は活きそうだなって」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
中京大中京高を卒業後の2007年、フランスのグルノーブルに加入。Jクラブを経由せず、いきなり欧州の舞台に飛び込んだ。その後は清水、横浜、鹿島、横浜FC、松本と渡り歩いてきた。
7月に35歳になったばかり。円熟のアタッカーは、「遠回りなのか、近道なのか分からないような道をとりあえず来てみたものの(笑)」と頬を緩め、「まだ、あの時にああしておけば良かったなみたいなのは特にない」と言い切る。
様々な経験を積み、ベテランと呼ばれる年齢になり、「若い時より、だんだん試合が分かってくるというか、サッカーがちょっとずつ分かってきた」。だからこそ、サッカーの面白さを改めて嚙みしめている。
任されるポジションも、伊藤のモチベーションをさらに高めているようだ。
7試合ぶりに先発した前節のサンフレッチェ広島戦(1-1)では、3-4-2-1のシャドーでプレー。76分に途中交代するまで、精力的に走り回った。
「このシステムのシャドーを、若い時からずっとやりたいなと思っていた。そっちのほうが自分は活きそうだなって」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
もちろん、1トップ、または2トップの一角など最前線もこなせるが、「遡れば、もともと俺、センターフォワードじゃないから」と自身のルーツに言及し、こう続ける。
「昔に戻ったじゃないけど、小さい頃にサッカーをやっていた時の感覚がある。だから楽しさを感じているのか分からないけど」
今夏には小川航基(→NECナイメヘン)、サウロ・ミネイロ(→セアラ―)とFWがチームを離れた。得点力に少なからず課題を残す横浜FCで、伊藤にかかる期待はさらに大きくなっている。
高いシュート技術に加え、気の利いたチャンスメイク、味方を活かすフリーラン、献身的なハイプレスやプレスバックなどで力を発揮する。攻守のあらゆる局面に絡むシャドーで、快活に、アグレッシブにプレーする伊藤のさらなる奮起に注目だ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
「人生的にもちょっと面白い」横浜FCの伊藤翔、35歳の充実感。改めて「サッカーが楽しい」
「説得力のある言い方、迫力、質」中村俊輔の変わらぬ探求心。実直に、謙虚に、コツコツと。練習では「試合以上のイメージで頭も準備」
“2”を増やすか、決めるか。「何がいいかなって」。中村俊輔が熟考する個人育成プラン「責任を持つ仕事もある」
「昔に戻ったじゃないけど、小さい頃にサッカーをやっていた時の感覚がある。だから楽しさを感じているのか分からないけど」
今夏には小川航基(→NECナイメヘン)、サウロ・ミネイロ(→セアラ―)とFWがチームを離れた。得点力に少なからず課題を残す横浜FCで、伊藤にかかる期待はさらに大きくなっている。
高いシュート技術に加え、気の利いたチャンスメイク、味方を活かすフリーラン、献身的なハイプレスやプレスバックなどで力を発揮する。攻守のあらゆる局面に絡むシャドーで、快活に、アグレッシブにプレーする伊藤のさらなる奮起に注目だ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
「人生的にもちょっと面白い」横浜FCの伊藤翔、35歳の充実感。改めて「サッカーが楽しい」
「説得力のある言い方、迫力、質」中村俊輔の変わらぬ探求心。実直に、謙虚に、コツコツと。練習では「試合以上のイメージで頭も準備」
“2”を増やすか、決めるか。「何がいいかなって」。中村俊輔が熟考する個人育成プラン「責任を持つ仕事もある」