新シーズンに向けて各クラブが始動しているなか、所属先が決まっていなければ、様々なチームが新天地候補と騒がれるのも不思議ではないかもしれない。

　フランクフルトを退団した鎌田大地は一時、ミラン加入が有力視されていた。だが、ミラン上層部の人事改革やEU圏外枠の問題などから、正式決定に至っていない。ミランは次々に中盤の新戦力を獲得しており、すでに鎌田との契約話は破談になったとも言われている。

　ブンデスリーガやヨーロッパリーグ優勝でインパクトを残した日本代表MFをフリーで獲得できる機会だけに、関心を抱いているクラブは少なくない。英紙『Express』は７月20日、プレミアリーグの名門エバートンにとって獲得候補になるかもしれないと報じた。

　同紙はエバートンがビジャレアルのアルノー・ダンジュマ獲得に近づいているとし、次のターゲットとなり得るフリー獲得可能な４選手をリストアップ。アレックス・オックスレイド＝チェンバレン、アダマ・トラオレ、ムサ・デンベレとともに、鎌田の名を挙げている。

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　Express紙は「フランクフルトを退団した彼が要求するサラリーにマッチしないと思われることは指摘しなければいけないが、カマダは素晴らしい補強になり得るだろう」と報じた。

「26歳の彼は近年のブンデスリーガで有数のMFだった。エバートンの中盤にクリエイティビティ、クオリティ、そして格をもたらすオプションとなるだろう」

　ミラン行きの状況が怪しくなってから、鎌田は様々なクラブからの関心を噂されてきた。最近では久保建英が所属するレアル・ソシエダに移籍する可能性も注目されている。

　７月も残すところ10日。鎌田が次に戦う舞台はどこになるのか、気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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