「契約に非常に近づいていた」
フランクフルトを契約満了で退団した鎌田大地は、ミラン入りが濃厚視されていた。
だが、獲得を進めてきたテクニカルディレクターのパオロ・マルディーニとスポーツディレクターのフレデリック・マッサーラが、補強方針で巡ってアメリカ人オーナーのジェリー・カルディナーレと対立。事実上の解任となったところから流れが変わった。
2人の代わりに、CEOのジョルジョ・フルラーニとチーフスカウトのジョフレー・モンカダが補強の責任者となった後も、当初は鎌田の獲得方針は変わらないと伝えられてきた。
だが、2つしかない(国外からの)EU圏外選手獲得枠の問題が浮上。チェルシーからイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークを補強したため、残りは1つとなり、ビジャレアルのナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼやポルトのイラン代表FWメフディ・タレミのほうが優先度が高く、日本代表MFは3番手となったと取り沙汰された。
【PHOTO】2023年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
だが、獲得を進めてきたテクニカルディレクターのパオロ・マルディーニとスポーツディレクターのフレデリック・マッサーラが、補強方針で巡ってアメリカ人オーナーのジェリー・カルディナーレと対立。事実上の解任となったところから流れが変わった。
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だが、2つしかない(国外からの)EU圏外選手獲得枠の問題が浮上。チェルシーからイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークを補強したため、残りは1つとなり、ビジャレアルのナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼやポルトのイラン代表FWメフディ・タレミのほうが優先度が高く、日本代表MFは3番手となったと取り沙汰された。
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だが、ミランが心変わりしたのは戦術的な理由だと主張したのが、イタリアメディア『calciomercato.com』だ。7月20日に掲載した「だからカマダはミランに見捨てられた」と題した記事で、こう報じている。
「カマダは3月末から4月初めにかけて、フリートランスファーでミランとの契約に非常に近づいていた。その後、マルディーニとマッサーラの解任により交渉は保留となり、現在は戦術的な理由から完全に見捨てられている。(監督のステーファノ・)ピオーリによれば、この日本人は、彼の新しい4-3-3には理想的ではないだろうという」
報道の通りであれば、もう鎌田への関心はなくなったと見ていいだろう。久保建英が所属するレアル・ソシエダが有力な新天地候補に挙がっている26歳は、やはりスペインへ向かうのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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