「個人としてもやりやすい」
[キリンチャレンジカップ]日本 4-1 ペルー/6月20日/パナソニックスタジアム吹田
6-0で大勝した15日のエルサルバドル戦に続き、4-3-3(4-1-4-1)で臨んだ森保ジャパンは、スタメンを6人入れ替えたなかで、4-1の快勝を飾った。
第二次森保ジャパンの初陣となった3月シリーズでは、カタール・ワールドカップの基本布陣だった4-2-3-1を採用。しかし、ウルグアイに1-1、コロンビアに1-2と1分け1敗に終わり、とくに攻撃面では課題が残った。
その4-2-3-1で主にトップ下(コロンビア戦はボランチ)に入り、攻撃のタクトを振るってきたのが鎌田大地だ。カタールW杯のアジア最終予選で、3戦2敗という崖っぷちの状況を救った4-3-3を本大会では採用せず、4-2-3-1にしたのは、フランクフルトで躍動する鎌田を最大限に活かすためとも言えた。
4-3-3(4-1-4-1)を継続して軸にするのか。それとも4-2-3-1のオプションに過ぎないのか。2ゴールを演出するなど右のインサイドハーフで躍動した鎌田はペルー戦後、「個人的には4-3-3がいまの代表のメンバーには合っていると思う」と主張。その理由を次のように語っている。
【PHOTO】日本代表のペルー戦出場17選手&監督の採点・寸評。3人が「7.5点」の最高点、MOMは1ゴール・1アシストの7番
6-0で大勝した15日のエルサルバドル戦に続き、4-3-3(4-1-4-1)で臨んだ森保ジャパンは、スタメンを6人入れ替えたなかで、4-1の快勝を飾った。
第二次森保ジャパンの初陣となった3月シリーズでは、カタール・ワールドカップの基本布陣だった4-2-3-1を採用。しかし、ウルグアイに1-1、コロンビアに1-2と1分け1敗に終わり、とくに攻撃面では課題が残った。
その4-2-3-1で主にトップ下(コロンビア戦はボランチ)に入り、攻撃のタクトを振るってきたのが鎌田大地だ。カタールW杯のアジア最終予選で、3戦2敗という崖っぷちの状況を救った4-3-3を本大会では採用せず、4-2-3-1にしたのは、フランクフルトで躍動する鎌田を最大限に活かすためとも言えた。
4-3-3(4-1-4-1)を継続して軸にするのか。それとも4-2-3-1のオプションに過ぎないのか。2ゴールを演出するなど右のインサイドハーフで躍動した鎌田はペルー戦後、「個人的には4-3-3がいまの代表のメンバーには合っていると思う」と主張。その理由を次のように語っている。
【PHOTO】日本代表のペルー戦出場17選手&監督の採点・寸評。3人が「7.5点」の最高点、MOMは1ゴール・1アシストの7番
「いまの代表は、ウインガーにひとりで個人技で打開できる選手がたくさんいるんで、中盤はうまく彼らを使いながら生かされる。誰が出てもそういうのがある」
このシステムだと、自身が君臨してきた「トップ下」のポジションがなくなるが、「チームが良ければ、個人としてもやりやすい」とコメントしている。
もちろん適正という面ではインサイドハーフでも問題はないが、このペルー戦でも、トップ下のようにプレーし、代わりに左インサイドハーフの旗手怜央がバランスを取って、中盤の底まで下がるシーンも少なくなかった。
時に4-2-3-1へ可変する4-3-3(4-1-4-1)。これが鎌田もチームも生きる最良のシステムと言えるだろうか。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【動画】見事なトラップからのラストパス!鎌田が演出した三笘の鮮烈弾
【PHOTO】パナソニックスタジアム吹田に集結した日本代表サポーターを特集!
【PHOTO】試合前から大盛り上がり!パナスタに駆け付けたペルー代表サポーターを特集!
このシステムだと、自身が君臨してきた「トップ下」のポジションがなくなるが、「チームが良ければ、個人としてもやりやすい」とコメントしている。
もちろん適正という面ではインサイドハーフでも問題はないが、このペルー戦でも、トップ下のようにプレーし、代わりに左インサイドハーフの旗手怜央がバランスを取って、中盤の底まで下がるシーンも少なくなかった。
時に4-2-3-1へ可変する4-3-3(4-1-4-1)。これが鎌田もチームも生きる最良のシステムと言えるだろうか。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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