鹿島アントラーズは6月4日に敵地で浦和レッズと対戦。前半に主導権を握ってゴール前まで迫るも得点を奪えず、0-0のドローに終わった。
後半は浦和に攻め込まれる時間帯が続いたが、鹿島の岩政大樹監督は87分にMFの藤井智也を投入すると、藤井が左サイドから再三ドリブル突破で攻め込み、チームの重心を押し上げることに成功した。藤井は交代時の指示について「細かい指示はなかった」と明かす。
「僕が出る意味はドリブルで仕掛けたり、裏に抜けたりすることだと自分でも分かっている。外から見ていて、今日は相手が良い具合に引いていたので、足もとでボールを受けられる雰囲気があった。受けたらとりあえず仕掛けようと。迷ったら縦に仕掛けようと決めていた。最初のシーンも相手が2人チェックに来ていたが、迷いなく仕掛けに行けた」
【PHOTO】初夏の風薫る鹿島の夜空に、弾むロールと声援。王座奪還に燃える鹿島アントラーズサポーター、此処にあり!