メッシ復帰実現に向け…バルセロナ、伸び悩む生え抜きの「至宝」を約98億円で流出か

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2023年05月02日

21-22シーズンにはメッシから「10番」を継承

売却候補に挙がっているバルサの「現10番」アンス・ファティ。(C)Getty Images

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 今夏の移籍市場で、リオネル・メッシやイルカイ・ギュンドアンなどの新戦力獲得が噂されるバルセロナは、ファイナンシャル・フェアプレーやサラリーキャップの問題を抱えていて、新戦力を迎えるには現スカッドの売却が必要だ。

 これまでフェラン・トーレスやフランク・ケシエ、エリク・ガルシアらに加え、下部組織出身の「至宝」であるアンス・ファティも売却候補に入っていると伝えられてきたが、そのアンス・ファティの代理人に動きがあるようだ。スペイン紙『スポルト』が報じている。
 

 記事によると、代理人のジョルジュ・メンデスは、7000万ユーロ(約98億円)の移籍金でプレミアリーグ方面を中心に売り込みを検討。バルサのシャビ監督はアンス・ファティを重要な戦力とは考えていないため、バルサ側は実際にオファーがあれば、耳を傾ける可能性があるという。
 

 アンス・ファティは、バルサのカンテラ時代に日本代表の久保建英とプレーした経験もある生え抜きのFW。2019年に16歳でトップチームデビューを果たすと、ラ・リーガ(19-20シーズン)で24試合に出場し7ゴールを挙げるなど規格外の才能を見せ、21-22シーズンにはメッシ退団に伴い、背番号「10」を受け継いだ。

 しかし近年は度重なる故障に悩まされ、徐々に出場機会が減少。今シーズンは大きな離脱もなく、リーグ戦30試合に出場しているが、そのうち先発は11試合で、フル出場に至っては1試合のみ。得点数も4と、厳しい状況が続いている。

 記事では、アンス・ファティ自身は愛着のあるバルサ残留を望んでいる点に触れているが、はたして背番号「10」の前任者であるメッシ復帰を実現させるため、バルサは「現10番」を放出するのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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