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【JリーグCS展望】決勝・第2戦|広島-G大阪|2点以上が必要なG大阪は、パトリックの先発が濃厚。広島は十八番の堅守速攻で2年ぶりの戴冠を狙う

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年12月05日

広島――決勝弾の柏は、第2戦も“スーパーサブ”の見込み。

【故障者】広島=森﨑浩、吉野、川﨑 G大阪=岩下
【出場停止】広島=なし G大阪=オ・ジェソク

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チャンピオンシップ決勝・第2戦
サンフレッチェ広島-ガンバ大阪
12月5日(土)/19:30/エディオンスタジアム広島
(第1戦は3-2で広島が勝利)

サンフレッチェ広島
年間成績:1位 勝点74 23勝5分6敗 73得点・30失点

【担当記者の視点】
 第1戦で劇的勝利を飾っても、広島の面々に浮かれた様子はない。過去のチャンピオンシップでは第1戦に勝利したチームはすべて優勝しているが、キャプテンの青山や佐藤は「まだ、なにも決まったわけじゃない」と気を引き締める。

 試合翌日は軽い調整で疲労回復に努めた。中2日のため、選手の入れ替えの可能性はあるが、同点ヘッドでチームを救った佐々木は引き続きスタメン、決勝弾を決めた柏は“スーパーサブ”として起用される見込みだ。

 アウェーで3ゴールを奪って勝利(3-2)した広島は、圧倒的に優位な立場だ。2点以上が必要なG大阪は得点を取るべく、第1戦よりも攻撃の圧力を強めてくるはずだが、スペースが生まれやすくなるその状況は、広島にとって逆に望ましい。相手の攻撃に我慢強く対応しながら、ボールを奪ってカウンターにつなげる展開が主となるだろう。

 絶対に避けたいのは、先制点の献上だ。相手に勢いを与えてしまううえに、「もう失点できない」というプレッシャーも生まれてしまう。第1戦では公式戦で12試合ぶりに複数失点を喫したが、1点目は森﨑和と千葉のコミュニケーションミスから長沢に先制弾を許しているだけに、守備の統制はしっかりしたい。
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