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【採点寸評|神戸】今季初黒星も内容は悪くなかった。悔やまれる失点シーン[J1第4節 神戸0-1浦和]

カテゴリ:Jリーグ

白井邦彦

2023年03月11日

同点&逆転のチャンスはあったが…

【警告】神戸=酒井(64分)浦和=関根(71分)
【退場】なし

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 3月11日にJ1リーグ第4節の2試合が各地で行なわれ、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸と浦和レッズが対戦し、後者が1-0で勝利した。
【PHOTO】神戸の出場13選手&監督の採点・寸評。随所に“らしさ”を見せた山口。酒井は後半、深い位置で攻撃によく絡んだ
 先制したのは浦和。21分、マリウス・ホイブラーテンのロングフィードを大久保智明が頭で落とす。これに、走り込んでいた伊藤が左足を振り抜き、ゴール左隅に決めた。

 対する神戸は、後半の早い時間帯に立て続けにチャンスを迎える。高い位置でボールを奪うと、55分に大迫勇也、56分には汰木康也がシュートを放ったが、浦和の守備陣に阻まれた。

 その後も神戸が優勢だったが、90+4分の泉柊椰のシュートが浦和のGK西川周作に防がれるなど、得点できず。浦和が1-0の完封勝利で、今季初の連勝となった。一方、今季初黒星の神戸は、開幕からの連勝が3でストップした。
 
▼神戸のチーム採点「5.5」
 今季初黒星となった神戸だが、内容は悪くなかった。悔やまれるのは前半の失点シーンだろう。

 浦和はセンターバックのホイブラーテンから斜めのロングフィードが入る。それを大久保が頭で落とし、走り込んで来た伊藤が左足で射抜いた。こう書くと単純な攻撃に聞こえるが、実は伏線がいっぱい。ホイブラーテンが蹴る時には小泉佳穂が酒井高徳と山川哲史の間に入って2人の意識を引きつけ、興梠慎三は瞬時に大﨑玲央のほうに走り、大﨑の足を止めて伊藤が走り込むスペースを作った。

 つまり、デザインされたゴールだ。試合後、山川は「チームのセオリーを今日は狙われた。失点シーンは本多(勇喜)選手と僕の距離が離れ過ぎだった」と振り返っている。

 もちろん、吉田孝行監督が「後半の出足は良かった」と振り返ったように同点&逆転のチャンスはあった。一方で、相手チームの神戸分析が進んでいることを思い知らされる一戦でもあった。

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)

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