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細貝萌、鈴木啓太の前で号泣。浦和でのポジション争い、当時の心境を吐露「一緒に出たいってずっと…」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年01月29日

08年に転機。出場機会を増やし、浦和の選手らしくなる

鈴木氏のYouTubeチャンネルで、細貝が浦和時代を回想。(C)SOCCER DIGEST

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 涙が、止まらなかった。

 ザスパクサツ群馬の細貝萌が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。話題が浦和でのポジション争いになった時だ。

 かつて浦和でチームメイトだった2人。同クラブでプロキャリアをスタートさせた細貝は、4年目の2008年に出場機会を増やす。そのきっかけを鈴木氏から問われると、「鈴木啓太さんが体調不良でいなかった」と答える。

 当時すでに浦和の主力ボランチだった鈴木氏は、2008年は扁桃炎の発症や度重なる負傷に悩まされ、チームを離脱する時期が続いていた。
    
「啓太さんが身体を壊した時期があって、それでチャンスが巡ってきたのは間違いないので。試合で使ってもらうことが増えて、浦和の選手らしくなってきたかなっていうのは、毎試合プレーするたびに、感じることができたなと思います」

 実戦を重ねて自信をつけていった細貝。迎えた2010年シーズン、鈴木氏は次のように振り返る。

「リーグ開幕戦、(お互いが)ポジション争いをしていたじゃないですか。僕はそのポジション争いに敗れて、その後もずっと細貝さんがボランチとしてレギュラーポジションを確保するわけですよね」

 鈴木氏には悔しい気持ちがあった。一方で、「自分が一緒にやっていたし、可愛がっていた、っていう言い方はすごく失礼ですけど、活躍するのがすごく嬉しくて」と明かす。

 そう語り掛けている最中に、細貝は思わず顔を伏せる。涙を止めようとする。鈴木氏に「どうした!? そんな話が出ると思わなかった?」と声をかけられても、しばらく言葉が出てこなかった。
【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列
 鈴木氏が「実際にどうでした?」と質問。細貝は「かなり複雑な気持ち」だったという。

「やっぱり、普段からずっと面倒も見てもらっていたので。一緒に出たいっていう気持ちでずっとやっていて、でも自分が出ることで、(鈴木氏が)出られない時期があったのは、複雑な感じでした」

 鈴木氏が「一緒に出れたら良かったね」と優しい笑顔を浮かべると、細貝はまた下を向き、鈴木氏から手渡されたハンカチで、あふれ出る涙を拭った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「ハーフタイムとか声をかけてくれていた」細貝萌の葛藤、慕っていた先輩からポジションを奪い…鈴木啓太は「悔しいけど嬉しい。嬉しいけど悔しい」

【PHOTO】際立つデザインがずらり! Jクラブの2023年シーズン新ユニホームギャラリー
 
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