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【三浦泰年の情熱地泰】12月のブラジルで味わった悲しいふたつの敗戦…試合に勝ち切る難しさを実感

カテゴリ:連載・コラム

三浦泰年

2023年01月15日

今回は生で現地観戦したかった……

12月にはブラジルに滞在し、日本代表とブラジル代表の試合をTV観戦。ともにクロアチア代表にPK戦の末に敗れることとなってしまった。

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 長い間、お休みをしてしまい申し訳ありませんでした。

 新年の挨拶は15日までにと言います。
「新年明けましておめでとう御座います」
今年も「情熱地泰」サッカーダイジェストコラムを宜しくお願いします。

 新年のサッカー界は、先ずは国立競技場での高校サッカー選手権で岡山県代表の岡山学芸館高校が初優勝を達成した。
 

 大会を通して、力の差が接近していたのかPK戦での決着が多かった気がするが、決勝戦はTVで90分間しっかり観戦。良い試合だった!

 お互いに攻撃的なイメージを持ち、アイデアとイマジネーションを随所に散りばめながら、最後まで勝利を信じて戦っていた。高校生らしい晴々した闘いだったのでは。

 僕は年末年始とバタバタ忙しくしていた。年末にはコロナにより3年、行くことが出来ていなかったブラジルを往復した。

 それが僕にとって最も悲しいブラジルの滞在になってしまった。

 日本代表の敗退をサンパウロで見た。父のような存在であり、日系社会に大きな影響を及ぼし、功績を残しているもう何十年も関係のある方とのテレビ観戦だった。

 その方はサンパウロに移民となって60年以上経つため、日本-ブラジルになってもブラジル代表を応援するというが、このクロアチア戦はもちろん日本代表を応援した。

 僕の大好物である「ハバーダ」をランチにおもてなししてくれながら、万全な準備で90分間プラス30分間の延長戦。120分間プラスアディッショナルタイム。そしてPK戦まで信じて観戦した。

 選手は全力で闘い、最後の力が残っていなかった。「PKは運だ」と言う監督もいるように日本にとっては難しいPK戦となってしまった。

 相手はクロアチアではなかった。ここまで行き着くまでに闘ったドイツ、コスタリカ、スペインの3試合の疲労も全てのしかかってのキックの瞬間だったのであろう。

 何処で見ても敗戦は同じだった。寂しくて、悲しくて、辛いし、悔しい。ブラジルで見ても、日本で見ても、テレビで見れば同じ。

 しかし現地であればプラスアルファで何かを感じることができたであろう。

 やはり今回は生で、現地で観戦したかった。代表チームを応援する日本国民なら皆、そう思うであろう。
 
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