自慢の両翼が守備網を掻い潜れるか。

ウクライナ対スロベニア戦第1レグの予想フォーメーション (C) SOCCER DIGEST

今シーズンからセビージャに移籍したコノプリャンカ。テクニカルなウインガーは、ウクライナにとって欠かせない攻撃のアクセントとなっている。 (C) Getty Images
1年以上に渡って繰り広げられてきたEURO2016予選も、あとはプレーオフを残すのみとなった。はたして、フランス行きの残り4枚の切符を手にするのは、一体どの国なのか? まさに激戦必至のラストバトルだ。
第1レグが11月14日(日本時間:15日2時キックオフ)に開催されるウクライナ対スロベニア戦を展望する。
【プレーオフのレギュレーション】
ホーム&アウェーで勝者が本大会に出場。2試合の合計得点が同じ場合はアウェーゴールの多いチームが勝利。アウェーゴールも並んだ場合は、第2戦終了後に15分ハーフの延長戦へ。ゴールを奪い合ってのドローの場合はアウェーチームの勝利。スコアレスドローの場合はPK戦を実施する。
――◆――◆――
ウクライナ(グループC 3位/FIFAランキング24位)
予選成績:6勝1分け3敗/14得点・4失点
第1レグ出場停止:クチェル(DF)、ステパネンコ(MF)
故障者(欠場濃厚):なし
ヤルモレンコとコノプリャンカの両翼が、最大の武器だ。ともにビッグクラブが熱視線を送るドリブラーで、チャンスの多くはふたりの突破やクロスから作り出される。2列目にはベテランのロタンも健在で、高精度のFKで好機を演出する。
課題は得点力不足。とくに今年3月に故障したゾズリャの後釜として1トップを任されたクラベツは、迫力不足が否めない。今予選10試合でわずか4失点のディフェンスラインは計算できるだけに、本大会出場には攻撃陣の頑張りが不可欠だ。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.4(23位タイ)
失点率 ▶0.4(4位タイ)
パス成功率 ▶87%(19位タイ)
ボール支配率 ▶56%(10位タイ)
最多得点者 ▶ヤルモレンコ(4ゴール)
第1レグが11月14日(日本時間:15日2時キックオフ)に開催されるウクライナ対スロベニア戦を展望する。
【プレーオフのレギュレーション】
ホーム&アウェーで勝者が本大会に出場。2試合の合計得点が同じ場合はアウェーゴールの多いチームが勝利。アウェーゴールも並んだ場合は、第2戦終了後に15分ハーフの延長戦へ。ゴールを奪い合ってのドローの場合はアウェーチームの勝利。スコアレスドローの場合はPK戦を実施する。
――◆――◆――
ウクライナ(グループC 3位/FIFAランキング24位)
予選成績:6勝1分け3敗/14得点・4失点
第1レグ出場停止:クチェル(DF)、ステパネンコ(MF)
故障者(欠場濃厚):なし
ヤルモレンコとコノプリャンカの両翼が、最大の武器だ。ともにビッグクラブが熱視線を送るドリブラーで、チャンスの多くはふたりの突破やクロスから作り出される。2列目にはベテランのロタンも健在で、高精度のFKで好機を演出する。
課題は得点力不足。とくに今年3月に故障したゾズリャの後釜として1トップを任されたクラベツは、迫力不足が否めない。今予選10試合でわずか4失点のディフェンスラインは計算できるだけに、本大会出場には攻撃陣の頑張りが不可欠だ。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.4(23位タイ)
失点率 ▶0.4(4位タイ)
パス成功率 ▶87%(19位タイ)
ボール支配率 ▶56%(10位タイ)
最多得点者 ▶ヤルモレンコ(4ゴール)
スロベニア(グループE 3位/FIFAランキング46位)
予選成績:5勝1分け4敗/18得点・11失点
第1レグ出場停止:なし
故障者(欠場濃厚):なし
9月5日のスイス戦で右肩を脱臼したノヴァコヴィッチが、第1レグに間に合うか微妙な状況だ。元々攻撃力のあるチームではないだけに、最多得点を挙げているエースが不在となれば、その影響は大きい。
敵地での初戦は、押し込まれる展開が予想されるだけに、カンプルやクルティッチなど運動量豊富な中盤とチェサルを中心とした最終ライン、そして守護神ハンダノビッチが連携してウクライナの波状攻撃を防げるかがキーポイント。攻撃は両翼のビルサとイリチッチが違いを作り出せるかが大きな見所のひとつだ。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.8(12位タイ)
失点率 ▶1.1(28位)
パス成功率 ▶88%(10位タイ)
ボール支配率 ▶54%(15位タイ)
最多得点者 ▶ノヴァコヴィッチ(6ゴール)
※ワールドサッカーダイジェスト2015.11.19号より加筆・修正
予選成績:5勝1分け4敗/18得点・11失点
第1レグ出場停止:なし
故障者(欠場濃厚):なし
9月5日のスイス戦で右肩を脱臼したノヴァコヴィッチが、第1レグに間に合うか微妙な状況だ。元々攻撃力のあるチームではないだけに、最多得点を挙げているエースが不在となれば、その影響は大きい。
敵地での初戦は、押し込まれる展開が予想されるだけに、カンプルやクルティッチなど運動量豊富な中盤とチェサルを中心とした最終ライン、そして守護神ハンダノビッチが連携してウクライナの波状攻撃を防げるかがキーポイント。攻撃は両翼のビルサとイリチッチが違いを作り出せるかが大きな見所のひとつだ。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.8(12位タイ)
失点率 ▶1.1(28位)
パス成功率 ▶88%(10位タイ)
ボール支配率 ▶54%(15位タイ)
最多得点者 ▶ノヴァコヴィッチ(6ゴール)
※ワールドサッカーダイジェスト2015.11.19号より加筆・修正