Jリーグは11月６日、明治安田生命2015　Jリーグチャンピオンシップの大会アンバサダーに、松木安太郎氏が就任することを発表した。大会開催にあたって、各種プロモーション活動を通じて、大会の盛り上げに協力していくという。
 
　現在、サッカー解説者として活躍する松木氏は、93、94年にヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）の監督を務め、２年連続でチャンピオンシップ（CS）優勝へと導いた。第１回のCS制覇を経験した縁から、大会アンバサダーに就任した同氏は「（アンバサダー就任の話を聞いて）びっくりした。“大したことない大使”かもしれませんが、頑張ります」と、持ち前のギャグセンスを織り交ぜながら意欲を示した。
 
　CSを連覇した当時を振り返り「第１、第２ステージの間隔が短く勢いで乗り切った感じだったが、最後はホッとした」と話した松木氏は、11年ぶりに復活する大会を盛り上げる要素として“必死さ”を強調。「なんとしても勝ちたいという気持ちを出して戦ってほしい」「すべての人が戦うことで魅力ある大会になる」と、選手たちの奮起を期待した。
 
　すでに、浦和、広島の出場が決まっているCSは、１回戦（11月25日）、準決勝（11月28日）を１回戦制で、決勝（12月２日・５日）はホーム＆アウェー方式で開催。「短期間なので、なにが起きてもいいようにしっかり準備が整っているチームが勝つと思います」（松木氏）と展望も述べた。