モドリッチ相手にも自信に満ちたプレーの守田

クロアチア戦に出場した森保J戦士を採点。吉田(22番)はPKを外したが、今大会を通しての彼のパフォーマンスを反映したものではない。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
現地時間12月5日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、日本代表はクロアチア代表と対戦。試合は延長戦を含む120分間で1-1と決着がつかず、PK戦(1-3)の末、敗戦となった。
またしても史上初の8強入りを逃した日本。オーストラリア・アデレード出身で、現在サッカーダイジェスト海外編集部員のスティーブン・トムソン記者が、クロアチア戦に出場した森保ジャパン全16選手を採点した。
――◆――◆――
GK
12 権田修一 5.5
日本がボックス内でボールをクリアするのに苦労したいくつか場面を除けば、ほとんど自信を持っているように見えたが、これらの場面でもう少し自己主張する姿が見たい。ペリシッチのヘディングシュートをセーブするチャンスはなかったが、モドリッチの美しいボレーシュートは見事にセーブしてみせた。しかし残念ながら、PK戦では思うような活躍を見せられなかった。
DF
3 谷口彰悟 6
今大会を通じて信頼できる選手であり、この試合でもそうだった。特に、冨安健洋のミスからクロアチアに決定機を与えた時のカバーするスピードには感心させられた。
16 冨安健洋 6
らしくないミスをおかし、ペリシッチにエリア内への侵入を許した。その後、冷静さと自信を取り戻したことは評価されるべきだろう。ビルドアップにも積極的に参加し、いつものように素早い反応でディフェンスもこなした。
22 吉田麻也 6
堅実なパフォーマンスだった。彼の声は、味方のDFやMFをコンパクトにまとめ、日本が守備のタスクを守るうえで貴重な存在となっていた。その結果、クロアチアのチャンスは限られたものになった。PKの失敗は、今大会を通しての彼のパフォーマンスを反映したものではない。
またしても史上初の8強入りを逃した日本。オーストラリア・アデレード出身で、現在サッカーダイジェスト海外編集部員のスティーブン・トムソン記者が、クロアチア戦に出場した森保ジャパン全16選手を採点した。
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GK
12 権田修一 5.5
日本がボックス内でボールをクリアするのに苦労したいくつか場面を除けば、ほとんど自信を持っているように見えたが、これらの場面でもう少し自己主張する姿が見たい。ペリシッチのヘディングシュートをセーブするチャンスはなかったが、モドリッチの美しいボレーシュートは見事にセーブしてみせた。しかし残念ながら、PK戦では思うような活躍を見せられなかった。
DF
3 谷口彰悟 6
今大会を通じて信頼できる選手であり、この試合でもそうだった。特に、冨安健洋のミスからクロアチアに決定機を与えた時のカバーするスピードには感心させられた。
16 冨安健洋 6
らしくないミスをおかし、ペリシッチにエリア内への侵入を許した。その後、冷静さと自信を取り戻したことは評価されるべきだろう。ビルドアップにも積極的に参加し、いつものように素早い反応でディフェンスもこなした。
22 吉田麻也 6
堅実なパフォーマンスだった。彼の声は、味方のDFやMFをコンパクトにまとめ、日本が守備のタスクを守るうえで貴重な存在となっていた。その結果、クロアチアのチャンスは限られたものになった。PKの失敗は、今大会を通しての彼のパフォーマンスを反映したものではない。
MF
5 長友佑都 5.5(63分OUT)
このような試合で求められることを理解しており、ハードワークした。17分のクロスは、前田大然に合えばゴールに繋がっていたかもしれない。特に左サイドでクロアチアが彼に与えていたスペースを考えると、もっと見たかった。
6 遠藤 航 6.5
ボックス・トゥ・ボックスで素晴らしいパフォーマンスを披露。果敢にディフェンスし、中盤を支配し、相手ゴール前では巧みなラストパスを送って、チャンスメイクした。57分には、自らミドルシュートを放ったが、得点できなかったのはアンラッキーだった。
8 堂安 律 6.5(86分OUT)
クロアチアのディフェンスに大きなプレッシャーを与え、脅威となるクロスやパスを数多く供給した。43分には鋭いクロスを上げ、前田のゴールに繋げた。高いキープ力で相手のファウルを誘い、78分には身体を張った守備で重要なブロックをした。
13 守田英正 6(105分OUT)
モドリッチと対峙しても臆することなく、自信に満ちたプレーを見せた。遠藤と同様、ボックス・トゥ・ボックスでインパクトのあるプレーを披露し、狭い局面でのボールテクニックは特筆すべきものだった。
5 長友佑都 5.5(63分OUT)
このような試合で求められることを理解しており、ハードワークした。17分のクロスは、前田大然に合えばゴールに繋がっていたかもしれない。特に左サイドでクロアチアが彼に与えていたスペースを考えると、もっと見たかった。
6 遠藤 航 6.5
ボックス・トゥ・ボックスで素晴らしいパフォーマンスを披露。果敢にディフェンスし、中盤を支配し、相手ゴール前では巧みなラストパスを送って、チャンスメイクした。57分には、自らミドルシュートを放ったが、得点できなかったのはアンラッキーだった。
8 堂安 律 6.5(86分OUT)
クロアチアのディフェンスに大きなプレッシャーを与え、脅威となるクロスやパスを数多く供給した。43分には鋭いクロスを上げ、前田のゴールに繋げた。高いキープ力で相手のファウルを誘い、78分には身体を張った守備で重要なブロックをした。
13 守田英正 6(105分OUT)
モドリッチと対峙しても臆することなく、自信に満ちたプレーを見せた。遠藤と同様、ボックス・トゥ・ボックスでインパクトのあるプレーを披露し、狭い局面でのボールテクニックは特筆すべきものだった。