【選手権代表校】秋田商|集大成の陣容で史上最多41回目の全国へ挑む!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2015年10月30日

期待値の高かった世代が最高学年に。

秋田商(秋田)/2年ぶり41回目
所在地:秋田県秋田市新屋勝平台1-1
創立:1920年 創部:1948年
主なOB:加賀健一(浦和)、熊林親吾、下田光平(いずれも秋田)など。
写真:安藤隆人

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 東北の名門・秋田商が選手権史上最多の41回目の全国出場を決めた。
 
 今年のチームには大きな期待が込められている。元々今の3年生たちは長谷川大元監督(現・神奈川大学サッカー部監督)が声を掛けた選手たちだった。
 
「良い選手たちが来てくれる。3年後が楽しみなチームになる」と、当時、長谷川元監督は期待を込めて話していた。しかし、長谷川監督の他校への異動が決まり、そのタイミングで長谷川元監督は秋田を離れ、神奈川大学サッカー部のコーチに就任した(今年から同大学サッカー部監督)。
 
 鎌田修明部長がバトンを引き継いで、1年間監督を務め、その後、長谷川前監督と秋田商の同級生で親友・小林克監督が就任。高橋浩二コーチ、部長に戻った鎌田氏と、長谷川体制の時から変わらないスタッフ陣が、小林監督をサポート。昨年度の選手権こそ逃したが、今年は期待の3年生を中心に攻撃力の高いサッカーを展開している。
 
「これまでは4-4-2だったけど、今年の春から4-3-3にしました。攻撃力をより活かすためには、攻撃の起点を明らかにして、サイドを上手く使って崩していくことが大事なので変更しました」(小林監督)
 
 1トップにはシュートセンスがあり、得点感覚に優れたFW菅原晟也を置き、その後方にゲームメーカーの山本隼、ハードワークができる菅原隆晃の2枚を並べ、左ワイドにはダイナミックなドリブルが得意な加賀谷昴貴を、右ワイドには裏への飛び出しが得意な青山和樹を配置。アンカーには気が利く2年生MF駒野谷海人を置くなど、適材適所のフォーメーションに仕上がった。
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