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日本文理の“違いを作り出せるストライカー”曾根大輝。新たに身に付けた武器とともに最初で最後の選手権へ

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2022年11月11日

13日に新潟明訓との決勝戦に挑む

献身的な守備は日本文理で学んだという曾根。準決勝の帝京長岡戦では前線からのプレスで相手のミスを誘発し、ゴールを奪った。写真:安藤隆人

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 日本文理のエースストライカー・曾根大輝。180センチの高さを持ち、フィジカルの強さと縦への推進力、そしてシュートセンスに秀でた彼は、選手権の新潟県予選準決勝の帝京長岡戦では試合を決定づける2点目のゴールをマーク。プリンスリーグ北信越では5ゴールと最前線で献身的な守備で2位躍進に貢献するなど、今、躍動の時を迎えている。

 日本文理は13日に新潟明訓との決勝戦を控えている。「(アルビレックス新潟のホームスタジアムである)ビッグスワンでできるので、緊張せずに落ち着いてやることをやろうと思っています」と意気込む曾根には強い思いがあった。

「高校で一度も全国大会に出場できていませんが、日本文理に来て良かったと思っています。ここだからこそ成長できた自分がいる。だからこそ、絶対に最後の選手権は行きたいんです」
 
 曾根は埼玉県出身で、小学校時代には1FC川越水上公園でプレーしていた。小学校途中で浦和レッズジュニアに加入し、ジュニアユース昇格を手にすることができたが、曾根は1FC川越水上公園に戻る決意をする。再び勝手知ったる仲間たちとサッカーに打ち込んだ彼は、メキメキと頭角を現し、中3になると全国の名だたる強豪校から誘いを受けるまでになった。

 しかし、中3の夏に高円宮杯の関東大会に1試合出場するも、椎間板ヘルニアが悪化して長期離脱を強いられることになった。強豪校の誘いが消えて行くなかで、「もう一度浦和レッズでプレーしたい」と強く思った曾根は、完治したら浦和ユースの練習参加をして合格をもらう決意を固めた。これにより、推薦を待ってくれる高校は日本文理だけになった。
 
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