現地時間10月13日に行なわれたヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ第４節で、冨安健洋の所属するアーセナルは、ボデ／グリムトと敵地ノルウェーで対戦。24分にブカヨ・サカが奪ったゴールを守り切り、１－０で勝利を収めた。

　４日前のリバプール戦（３－２）で今シーズンのプレミアリーグ初先発を果たしていた冨安は、70分にベン・ホワイトと代わり、途中出場。落ち着いた守備でクローザーとしての役割を完遂した。

　そんな一戦で、珍しい事件が起こっていた。先制点を奪った直後の26分だ。ペナルティエリア右でマーティン・ウーデゴーからパスを受けたサカが、利き足とは逆の右足でシュート。しかし、上手くミートできず、大きく枠を外れるばかりか、ゴールのすぐ後ろにあるアパートの窓に直撃したのだ。

　絶好の観戦スポットとあって、その窓からは住民が顔を出していたものの、幸いボールはフレームに当たり、大事には至らず。ただ、まさかの“奇襲”に男性ファンは一瞬、何が起こったのか理解できないような表情を浮かべていた。
【動画】シュートが我が家に飛んでくる！それがEL！住民のリアクションをチェック

　この場面はちょっとした注目を集めており、英メディア『SPORT BIBLE』は「サカはヨーロッパリーグの試合中に、若いキャリアで最も滑稽なミスをし、アパートで見ていたファンにとんでもない衝撃を与えた」と報道。また、SNS上でも世界中から様々なコメントが集まっている。

「ボールが窓越しに誰かの部屋に入りそうになったぞ。この大会は何なんだ？」
「ヨーロッパリーグは最高に面白いね」
「CLではこんな雰囲気は得られない」
「夕食を食べているところ、リビングに１発ぶち込んできた」
「神物件いいな～笑」
「I love football」
「ゲームがファンのものである証拠だ」
「彼が右足で打つと全てあそこに飛ぶ」

　プレミアリーグではまずあり得ない、地域に根差したELならではと言えるハプニングだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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