現地時間10月８日に行なわれたブンデスリーガ第９節で、アイントラハト・フランクフルトはボーフムと対戦し、０-３の完敗。直近のチャンピオンズリーグ（CL）トッテナム戦まで公式戦３連勝中と好調だったなか、５試合ぶりの黒星を喫した。

　この試合で日本代表MF鎌田大地は途中出場したが、38歳のベテラン、長谷部誠はメンバー外。不在の理由は休養だとされている。

　現地紙『BILD』は、「長谷部がいないと、アイントラハトはまったくダメ」と伝えている。
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「経験豊富なスタピライザー（安定化装置）を欠き、４バックになったことでチームは残酷なまでに後退してしまった。最近、長谷部と並んでだいぶ落ち着いたプレーをしていたトゥタ、エバン・エヌディカは最後までふらつき、大きなミスを犯した。オリバー・グラスナー監督は『非常に苦い、そして当然の敗北。責任は100%私がとる。ラインナップとシステムの変更が原因だ』と自己批判を繰り返した」

　また、スイス代表MFジブリル・ソウも「マコトが欠けたことで、バランスを失った。彼の経験でバックラインが整理できているからだ。僕らはもっとうまくやらないといけない」と嘆いている。

　長谷部が先発した直近４試合の失点はわずかに１だったにもかかわらず、ここまで未勝利で最下位のボーフム相手に３失点。長谷部不在の影響はやはり大きかったようだ。

　リーグ戦に加えてCL、国内カップ戦もある過密日程が続くなか、指揮官は、ベテラン戦士の起用法に頭を悩ませることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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