現地９月８日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ第１節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダは強豪マンチェスター・ユナイテッドとオールド・トラフォードで対戦。59分にブライス・メンデスのPKで奪った１点を守り抜き、敵地で歴史的勝利を挙げている。

　この大一番で２トップの一角で先発した久保は、左サイドにポジションを移した後半に躍動。２本の鋭いクロスで好機を創出すれば、右サイドから縦に仕掛けて、マイナスのパス。これを受けたダビド・シルバのシュートが敵DFリサンドロ・マルティネスのハンドを誘発して、決勝点となるPKを獲得した。

　持ち味を存分に発揮した21歳は翌日、自身のインスタグラムの更新。「チーム全体にとって素晴らしいゲーム！非常に難しいスタジアムでの勝利から始まった、続けよう」と綴り、３枚の写真を投稿した。

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　そのうち最初の一枚は、開始２分に左サイドからいきなりドリブルで持ち上がり、ユナイテッド注目の新戦力であるブラジル代表FWアントニーと激しくマッチアップした時のもの。同じく新加入のブラジル代表MFカゼミーロも加勢に来て突き飛ばされたものの、セレソン２人と堂々と渡り合ったシーンだ。

　この投稿に、今夏まで在籍していたレアル・マドリーの後輩でBチームに所属する中井卓大が「いいね」で反応。コメント欄には、スペインや日本のファンから「お前はすごい男だ！」「タケが大好きだよ」「ボールを持つ度わくわくしっぱなしでした」「セレソン２に吹っ飛ばされるのはカッコよすぎる」「１枚目はファウルだったと思う」「マジで凄かった」「キレキレでしたね」といった声が寄せられている。

　強豪相手に敵地で躍動した久保。ラ・リーガ４年目にして本格ブレイクを予感させるパフォーマンスだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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