長友と酒井高は試合勘とコンディションに小さくない不安を残す。
10月の2連戦に向けた日本代表メンバーが、10月1日に発表された。日本は10月8日にロシア・ワールドカップ・アジア2次予選のシリア戦(オマーン・マスカット/日本時間22時)、同13日に国際親善試合のイラン戦(イラン・テヘラン/日本時間22時30分)を戦う。
今回選出された海外組は11名。前回から故障中の酒井宏樹が外れる一方、清武弘嗣が復帰し、南野拓実が初招集された。
ヨーロッパで研鑽を積むサムライたちは、いかなる状況下でどんなパフォーマンスを見せているのか。近況をお伝えする。
【Photo】10.8シリア戦&10.13イラン戦に向けたメンバー23人
DF
吉田麻也(サウサンプトン)
今季成績(プレミアリーグ):6試合・0得点
右SBとして出場した6節のマンチェスター・U戦では、自身のパスミスから逆転弾を献上。がっくりと肩を落とした吉田は試合後、「自分のミスで失った勝点を、残りのシーズンで取り返したい」と声を絞り出すのが精いっぱいだった。
直後のリーグカップでは最後の11分間しか出番を与えられず、9月27日のスウォンジー戦は出場なし。開幕から好調をキープしていたが、ひとつのミスで奈落の底に落ちてしまうDFというポジションの怖さを再認識する形となった。
9月の代表戦では、カンボジア戦でミドルシュートからゴールを挙げ、アフガニスタン戦ではFKを蹴るなど積極的な姿を見せていた吉田。ブルーのシャツを見に纏い、気持ちを入れ替えて汚名返上といきたいところだ。
DF
長友佑都(インテル)
今季成績(セリエA):1試合・0得点
インテル入団6年目にして、かつてない苦境に陥っている。ここまでの公式戦出場は、8月30日のカルピ戦(セリエA2節)のみ。しかも、わずか10分間という有様だ。
右SBにはサントン、左SBには新戦力A・テレスが君臨しており、長友は両者のバックアップのひとりという扱い。冬の移籍市場での放出が囁かれている。
招集メンバー発表会見でハリルホジッチ監督は「長友と高徳は、普段のトレーニング以上のトレーニングをしている」と語ったが、コンディションと試合勘には小さくない不安が残る。
DF
酒井高徳(ハンブルク)
今季成績(ブンデスリーガ):0試合・0得点
不安視されるのは試合勘の欠如。7節を消化したブンデスリーガでの出場が一度もなく、8月18日のカリアリとのフレンドリーマッチを最後に、ベンチを温める厳しい状況が続いている。
もっとも、コンディション自体は悪くなさそうだ。シュツットガルト時代に酒井高を指導し、現在はハンブルクのアシスタントコーチを務めているエディ・セゼルは、「トレーニングでの出来は悪くない。ここにきてようやく状態が上向いてきた」と口にしている。
今回選出された海外組は11名。前回から故障中の酒井宏樹が外れる一方、清武弘嗣が復帰し、南野拓実が初招集された。
ヨーロッパで研鑽を積むサムライたちは、いかなる状況下でどんなパフォーマンスを見せているのか。近況をお伝えする。
【Photo】10.8シリア戦&10.13イラン戦に向けたメンバー23人
DF
吉田麻也(サウサンプトン)
今季成績(プレミアリーグ):6試合・0得点
右SBとして出場した6節のマンチェスター・U戦では、自身のパスミスから逆転弾を献上。がっくりと肩を落とした吉田は試合後、「自分のミスで失った勝点を、残りのシーズンで取り返したい」と声を絞り出すのが精いっぱいだった。
直後のリーグカップでは最後の11分間しか出番を与えられず、9月27日のスウォンジー戦は出場なし。開幕から好調をキープしていたが、ひとつのミスで奈落の底に落ちてしまうDFというポジションの怖さを再認識する形となった。
9月の代表戦では、カンボジア戦でミドルシュートからゴールを挙げ、アフガニスタン戦ではFKを蹴るなど積極的な姿を見せていた吉田。ブルーのシャツを見に纏い、気持ちを入れ替えて汚名返上といきたいところだ。
DF
長友佑都(インテル)
今季成績(セリエA):1試合・0得点
インテル入団6年目にして、かつてない苦境に陥っている。ここまでの公式戦出場は、8月30日のカルピ戦(セリエA2節)のみ。しかも、わずか10分間という有様だ。
右SBにはサントン、左SBには新戦力A・テレスが君臨しており、長友は両者のバックアップのひとりという扱い。冬の移籍市場での放出が囁かれている。
招集メンバー発表会見でハリルホジッチ監督は「長友と高徳は、普段のトレーニング以上のトレーニングをしている」と語ったが、コンディションと試合勘には小さくない不安が残る。
DF
酒井高徳(ハンブルク)
今季成績(ブンデスリーガ):0試合・0得点
不安視されるのは試合勘の欠如。7節を消化したブンデスリーガでの出場が一度もなく、8月18日のカリアリとのフレンドリーマッチを最後に、ベンチを温める厳しい状況が続いている。
もっとも、コンディション自体は悪くなさそうだ。シュツットガルト時代に酒井高を指導し、現在はハンブルクのアシスタントコーチを務めているエディ・セゼルは、「トレーニングでの出来は悪くない。ここにきてようやく状態が上向いてきた」と口にしている。