【CLポイント解説】ユーベがセビージャを圧倒できた3つの理由

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年10月01日

ケディラとクアドラードがそれぞれの持ち味を発揮

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41分にヘディングで先制点を奪ったモラタ。昨シーズンから数えてCLでの5試合連続ゴールは、スペイン人選手では史上初の快挙だ。(C)REUTERS/AFLO

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■ポイント1
試合の主導権をユーベが完全に支配

 
 シュテファン・リヒトシュタイナー、クラウディオ・マルキージオ、そしてマリオ・マンジュキッチという主力を怪我で欠くユベントスは、基本形の4-3-1-2ではなくオプションの3-5-2を選択。一方のセビージャも、アディル・ラミ、エベル・バネガ、フェルナンド・ジョレンテなどが故障離脱中で、本来の4-2-3-1ではなく4-4-2で臨んできた。
 
 試合の主導権を握ったのは、ホームのユーべだ。DFラインを高めに設定したコンパクトな陣形を保ち、ミドルゾーンでボール奪取を狙うこの日のプレーコンセプトが見事にハマる。
 
 とりわけ、故障で出遅れてこの試合がユーベ・デビュー戦となったサミ・ケディラ、右ウイングバックに入ったファン・ギジェルモ・クアドラードという両新戦力が躍動。前者はダイナミズム、後者はスピードを利して、敵の脅威となり続けた。
 
 そして41分、アンドレア・バルザーリの右サイドからのクロスをアルバロ・モラタが頭で叩き込み、先制に成功する。 
 
 前半はボール支配率こそイーブンだったが、シュート数は14対1と圧倒的大差。組織的なボール奪取から効率的にフィニッシュまで繋げたユーベが、完全に試合を支配した。
 

ユーベ・デビューを飾ったケディラは故障からの復帰戦とは思えない溌剌としたプレーを披露。豊富な運動量と戦術眼を利して、攻守で躍動した。(C)REUTERS/AFLO

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