プレシーズンツアーで来日し、日本中を熱狂させているパリ・サンジェルマンが7月19日、ウェルカムレセプションパーティーを開催した。
このパーティーでは、来日メンバー25人とクリストフ・ガルティエ監督が登壇。コロナウイルス感染予防対策のため、マスク着用ではあったものの、キリアン・エムバペとネイマールは時折、言葉を交わして笑顔を見せるなど、選手たちはリラックスした雰囲気で行なわれた。
ゲストとして『キャプテン翼』の作者、高橋陽一氏が登壇し、その場で描くライブドローイングを披露。スケジュールの都合で絵が完成する前に選手たちは降壇する予定だったのだが、高橋氏が描く「翼くんと岬くん」に興味津々で、司会者やスタッフが必死に降壇を促すほど食い入るように見つめていた。
ウェルカムレセプションパーティー終了後、高橋氏が囲み取材に応じた。
「エムバペ選手を登場させようと考えています」
ライブドローイングの感想を聞かれ、「選手たちの前で絵を描けたのはとても光栄なことでした。絵を描くのに集中していたので、とくに緊張もしなかったですね。出来栄え的には、ちょっと滑るボードだったので描きにくかったですけどいつも通りかけたと思います」とコメントした。
さらにネイマールやエムバペなど世界のスター選手から『キャプテン翼』が愛されていることについて聞かれると、「改めてうれしいですね」と笑顔を覗かせた。
サッカー選手たちの目の前でライブドローイングをするのは初めてだという同氏は、選手から声をかけられたかとの問いに、「いえ、とくに」と笑いを誘った。
フランスのラジオ局からのエムバペとのコラボレーションを考えているかと問われ、「(漫画内で)エムバペ選手を登場させようと考えています。彼が『キャプテン翼』を好きだということは知っていますから」とファンには嬉しい発言も飛び出した。
今後のパリ・サンジェルマンは、明日7月20日に川崎フロンターレ(19:30国立競技場)、同23日に浦和レッズ(19:00 埼玉スタジアム)、同25日にガンバ大阪(19:00パナソニックスタジアム吹田)と対戦する。
取材・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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