「ボールを動かす意識がありすぎて前進しなかった」
ブンデスリーガのシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航が6月18日、コンテンツメディア「SYNCHRONOUS(シンクロナス)」で配信する『月刊・遠藤航』の会員向けに、平塚市内でトークイベントを開催した。
多岐にわたるテーマの中で、先日の日本代表のブラジル戦にも言及。結果は、ネイマールのPKによる決勝点で、日本は0-1で敗れた。最少失点の敗戦でも、スコア以上の差があったという周囲の声も聞こえるなかで、遠藤自身は「個人的には、チームとしてめちゃめちゃ悪かったわけではないと思っている」と振り返る。
その理由は、「自分たちもしっかり守るという態勢に入って、守ろうとすれば、ブラジル相手にも最後のところで身体を張って守れるという感覚は、その試合で作れたのかなと思うので。悪い感覚ではなかった」という。
もっとも、ブラジルを相手に「90分を通しての戦い方では、そこまで悪くなかった」と話す一方で、突きつけられた“差”は認めている。
「最後のゴール前でどうやってチャンスを作るかという部分で、相手の個の強さみたいなところはあった。そこの差は実感しました」
そのブラジルの個に関して、『ブラジル代表で凄かった選手は?』というファンからの質問に対し、遠藤は次のように答える。
「ネイマールとか注目されがちだと思いますけど、個人的にはFWのパケタはすごく良い選手だと思っていましたね。実際にやってみると、彼のところを起点にしっかりボールを収めて、そこからファーサイドに展開して1対1で勝負するとか、ウイングの選手がゴールに仕掛けるみたいなのがあった。パケタ選手は良い選手だと思います」
世界屈指のタレント集団について、遠藤は「個の活かし方を分かっている」と言う。ブラジルの戦い方は「シンプル」で、「前を4枚にして、4トップ気味にやるぐらいな感じだけど、それを活かせる選手たちが揃っている」と見解を述べる。
ブラジル戦は、4試合が組まれた6月シリーズのうちのひとつで、他の3試合は、パラグアイとガーナにはそれぞれ4-1で勝利を収めたが、チュニジア戦は0-3と、ブラジル戦同様、完封負けを喫した。
多岐にわたるテーマの中で、先日の日本代表のブラジル戦にも言及。結果は、ネイマールのPKによる決勝点で、日本は0-1で敗れた。最少失点の敗戦でも、スコア以上の差があったという周囲の声も聞こえるなかで、遠藤自身は「個人的には、チームとしてめちゃめちゃ悪かったわけではないと思っている」と振り返る。
その理由は、「自分たちもしっかり守るという態勢に入って、守ろうとすれば、ブラジル相手にも最後のところで身体を張って守れるという感覚は、その試合で作れたのかなと思うので。悪い感覚ではなかった」という。
もっとも、ブラジルを相手に「90分を通しての戦い方では、そこまで悪くなかった」と話す一方で、突きつけられた“差”は認めている。
「最後のゴール前でどうやってチャンスを作るかという部分で、相手の個の強さみたいなところはあった。そこの差は実感しました」
そのブラジルの個に関して、『ブラジル代表で凄かった選手は?』というファンからの質問に対し、遠藤は次のように答える。
「ネイマールとか注目されがちだと思いますけど、個人的にはFWのパケタはすごく良い選手だと思っていましたね。実際にやってみると、彼のところを起点にしっかりボールを収めて、そこからファーサイドに展開して1対1で勝負するとか、ウイングの選手がゴールに仕掛けるみたいなのがあった。パケタ選手は良い選手だと思います」
世界屈指のタレント集団について、遠藤は「個の活かし方を分かっている」と言う。ブラジルの戦い方は「シンプル」で、「前を4枚にして、4トップ気味にやるぐらいな感じだけど、それを活かせる選手たちが揃っている」と見解を述べる。
ブラジル戦は、4試合が組まれた6月シリーズのうちのひとつで、他の3試合は、パラグアイとガーナにはそれぞれ4-1で勝利を収めたが、チュニジア戦は0-3と、ブラジル戦同様、完封負けを喫した。
敗れた2試合は無得点。この結果に遠藤は何を思っているのか。
「長いボールを蹴るだけでもダメだし、ボールを動かそうとしすぎてもよくない。ブラジル戦は、どっちかというとボールを動かす意識がありすぎて、前に前進しなかったところはある。チュニジア戦もそう。ボールを動かして、プレッシャーを剥がすことばかりを意識して。意外とシンプルに長いボールでチャンスになる、みたいな。そこは、ゲームをやりながら、自分も感じながらやっています」
いかに緩急をつけて、攻撃を組み立てていくか。アンカーのポジションで、遠藤は抜群のボール奪取力で中盤の守備を引き締めるのはもちろん、パスの供給源としてもかかる期待が大きいのではないだろうか。
遠藤と同じく「SYNCHRONOUS」で連載を持つ岡崎慎司との特別対談のなかで、36歳の熟練ストライカーは遠藤について「飄々とパスを出す。裏とかもけっこう見てくれている」と評している。
ブラジル相手でも、“守ろうとすれば守れる”手応えは掴んだ。日本はカタール・ワールドカップでベスト8以上を目ざすうえで、次は攻撃をどれだけブラッシュアップできるか。遠藤のさらなる奮起に注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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