現地時間６月18日、ウズベキスタンで開催されているU-23アジアカップの３位決定戦で、U-21日本代表はU-23オーストラリア代表と対戦。３－０で勝利した。

　日本のスターティングメンバーは以下のとおり。GK鈴木彩艶、４バックに半田陸、馬場晴也、木村誠二、内野貴史、ダブルボランチに山本理仁と松岡大起、２列目に佐藤恵允、松木玖生、三戸舜介、CFに中島大嘉というラインナップに。

　立ち上がりから積極的にプレーする日本は、７分にさっそく先制点を挙げる。相手のクリアをボックス内でカットした佐藤が、ワントラップから対峙する敵をかわして、左足を一閃。強烈なシュートはバーを叩いて、ゴールに吸い込まれた。

　リードを得た日本は、豪州の攻撃をうまくいなしながら、優位にゲームを進めていく。局面の勝負でも一歩も引かず、アグレッシブにバトルする。

　そして39分、追加点を奪取。山本の高精度のCKに、相手のトレウィンが処理を誤ってオウンゴール。日本がリードを２点に広げて、前半を終える。

　迎えた後半、攻勢を強めてきた豪州に対し、日本はやや守勢に回るものの、慌てずに対応していく。
 

　我慢の時間が続いていた日本だが、訪れたチャンスを確実にモノにしてスコアを３－０とする。64分、ボックス内で半田からの縦パスを受けた松木がゴール前に折り返すと、途中出場の藤尾翔太がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。

　その後も危なげない戦いぶりで豪州の反撃をシャットアウトし、ゲームを終わらせた日本。準決勝では開催国のウズベキスタンに敗れて３位決定戦に回ったが、しっかりとリバウンドメンタリティを示し、力強く勝ち切った日本が３位という成績で今大会を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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