狙いどおりのゲーム運びで甲府が堅守復活を印象づける。
【試合内容】
甲府は腹斜筋を痛めていた主将の山本が5試合ぶりに先発で復帰。前半はコンパクトな陣形を保って神戸につけ入る隙を与えず、伊東のスピードを活かしたカウンターでチャンスを窺った。
【J1 PHOTOTハイライト】2ndステージ・8節
一方の神戸は前節の川崎戦で布陣を変更して勝利したレアンドロと森岡が縦関係となる4-4-2で臨んだ。だがポゼッションはできたが、セットプレー以外で決定機を作れなかった。
迎えた68分、アグレッシブさで勝る甲府が先制に成功する。チョン・ウヨンのトラップミスから伊東がボールを奪って自陣からドリブル突破し、ふたりのDFを引きつけてバレーにスルーパス。これをバレーが冷静に右足で決め、甲府は5試合ぶりの勝利と5月16日の山形戦以来のホーム白星を挙げた。
【チーム採点・寸評】
甲府 6.5
守備ブロックを作るだけでなく、素早い攻守の切り替えと球際の執着心で優位に立ち、堅守復活を印象づけた。
神戸 5.5
フィニッシュの精度、アイデアに乏しい。スペースを与えてくれない相手を崩し切れない課題が浮き彫りに。
【甲府|採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 6.0
危険なシュートは打たれていないため評価は難しいが、的確なポジショニングでゴールを守り、勇敢な飛び出しでチームの士気を高めていた。
DF
41 土屋征夫 6.0
J1最年長の41歳だが、躍動感ある守備は健在。神戸の渡邉に決定的な仕事をさせなかった。
4 山本英臣 6.5
臨機応変なラインコントロールと積極的なボール奪取で5試合ぶりの復帰戦を白星で飾った。
17 津田琢磨 6.5
危険を察知して味方のミスを上手くカバーするなど、ベテランの存在感を示した。レアンドロへの対応も良かった。
MF
8 新井涼平 6.5
右のウイングバックとして初先発。クロスの精度に難はあったが、高い守備力だけでなく、突破力も見せた。
6 マルキーニョス・パラナ 6.0
守備時は中盤のスペースを埋め、攻撃時にはボール保持者のサポートを怠らず。チームに安定感を与えた。
18 下田北斗 6.0
プレッシャーに屈する形のボールロストも散見されたが、前を向く意識は高く、伊東へ好パスを供給。
27 阿部翔平 6.5
直接FKで無回転シュートを試みるなど、左足から繰り出される多彩なキックは相手の脅威に。バレーを活かすパスも光った。
23 稲垣 祥 6.5
シュート選択で判断ミスもあった。だが豊富な運動量で神戸DF陣にダメージを与え、粘り強い守備でチームを救った。
15 伊東純也 7.0
スピード豊かな仕掛けで相手守備陣を切り裂き、バレーの得点をお膳立て。90分間走り切ったことも収穫だ。
FW
10 バレー 7
GKとの駆け引きを冷静に制して決勝点。白星がなかった4試合は孤立していたが、今節は攻守で関与できていた。
交代出場
19 盛田剛平 -
最前線からの守備はもちろん、足の止まる時間帯にボールを収めるなど、チームの助けとなった。
監督
佐久間悟 6.5
不振を極めていたバレーを蘇えらせた手腕は見事。狙いどおりの戦いで、堅守速攻も復活させた。
甲府は腹斜筋を痛めていた主将の山本が5試合ぶりに先発で復帰。前半はコンパクトな陣形を保って神戸につけ入る隙を与えず、伊東のスピードを活かしたカウンターでチャンスを窺った。
【J1 PHOTOTハイライト】2ndステージ・8節
一方の神戸は前節の川崎戦で布陣を変更して勝利したレアンドロと森岡が縦関係となる4-4-2で臨んだ。だがポゼッションはできたが、セットプレー以外で決定機を作れなかった。
迎えた68分、アグレッシブさで勝る甲府が先制に成功する。チョン・ウヨンのトラップミスから伊東がボールを奪って自陣からドリブル突破し、ふたりのDFを引きつけてバレーにスルーパス。これをバレーが冷静に右足で決め、甲府は5試合ぶりの勝利と5月16日の山形戦以来のホーム白星を挙げた。
【チーム採点・寸評】
甲府 6.5
守備ブロックを作るだけでなく、素早い攻守の切り替えと球際の執着心で優位に立ち、堅守復活を印象づけた。
神戸 5.5
フィニッシュの精度、アイデアに乏しい。スペースを与えてくれない相手を崩し切れない課題が浮き彫りに。
【甲府|採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 6.0
危険なシュートは打たれていないため評価は難しいが、的確なポジショニングでゴールを守り、勇敢な飛び出しでチームの士気を高めていた。
DF
41 土屋征夫 6.0
J1最年長の41歳だが、躍動感ある守備は健在。神戸の渡邉に決定的な仕事をさせなかった。
4 山本英臣 6.5
臨機応変なラインコントロールと積極的なボール奪取で5試合ぶりの復帰戦を白星で飾った。
17 津田琢磨 6.5
危険を察知して味方のミスを上手くカバーするなど、ベテランの存在感を示した。レアンドロへの対応も良かった。
MF
8 新井涼平 6.5
右のウイングバックとして初先発。クロスの精度に難はあったが、高い守備力だけでなく、突破力も見せた。
6 マルキーニョス・パラナ 6.0
守備時は中盤のスペースを埋め、攻撃時にはボール保持者のサポートを怠らず。チームに安定感を与えた。
18 下田北斗 6.0
プレッシャーに屈する形のボールロストも散見されたが、前を向く意識は高く、伊東へ好パスを供給。
27 阿部翔平 6.5
直接FKで無回転シュートを試みるなど、左足から繰り出される多彩なキックは相手の脅威に。バレーを活かすパスも光った。
23 稲垣 祥 6.5
シュート選択で判断ミスもあった。だが豊富な運動量で神戸DF陣にダメージを与え、粘り強い守備でチームを救った。
15 伊東純也 7.0
スピード豊かな仕掛けで相手守備陣を切り裂き、バレーの得点をお膳立て。90分間走り切ったことも収穫だ。
FW
10 バレー 7
GKとの駆け引きを冷静に制して決勝点。白星がなかった4試合は孤立していたが、今節は攻守で関与できていた。
交代出場
19 盛田剛平 -
最前線からの守備はもちろん、足の止まる時間帯にボールを収めるなど、チームの助けとなった。
監督
佐久間悟 6.5
不振を極めていたバレーを蘇えらせた手腕は見事。狙いどおりの戦いで、堅守速攻も復活させた。