「すごくいやらしい」鹿島MF樋口雄太は、対峙した遠藤保仁のプレーに何を感じたのか?

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年05月03日

樋口はリーグ戦全試合で先発出場

ともに開幕から11戦連続スタメン出場中の樋口(左)と遠藤(右)。(C)SOCCER DIGST

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[J1リーグ11節]鹿島3-1磐田/5月3日/県立カシマスタジアム

 前半は相手のシュートを1本に抑え、2得点。後半に苦しむ時間帯があったものの、レネ・ヴァイラー監督が掲げる縦に速いサッカーを披露し、3-1で完勝した鹿島にあって、攻守に大きな貢献を果たしたのが樋口雄太だ。

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 今季に鳥栖から加入した25歳のMFは、開幕のG大阪戦でフル出場すると、その後11戦連続でスタメン出場。この磐田戦でも、定評のある精度の高いキックで、CKからアルトゥール・カイキの先制弾をアシストした。

 攻撃面のみならず、「鹿島に来てから磨かれている」と明かした守備でも貢献。セカンドボールを次々と回収し、2次攻撃、3次攻撃へと繋げていった。特に「意識している」というプレスバックと、「練習から強度高く取り組んだ成果」と語る1対1の強さはこの日も遺憾なく発揮された。

「チームを助ける動きは意識しています。危ないところを消さないといけない。僕だけでなく、(三竿)健斗くんや、(関川)郁万が後ろからコーチングしてくれていて、すごくやり易いです」
 
 そんな鹿島のボランチとして充実の時を過ごす樋口は、この試合で対峙した遠藤保仁に小さくない感銘を受けたという。

「やっぱりすごかった」

 ポジショニングや戦術眼、対人プレーでも決して逃げず、さらに相手を上手くいなすようなボールコントロールなど挙げればきりがないが、特に印象に残ったのはその目だという。

「ボールを持っている時の目線の作り方とか、見ているところはすごくいやらしいなと思いました。そういうところをちょっとずつ学んでいきたい」

 目標と公言する「日本代表の中盤を任されるような選手」に向け、飛躍の予感が漂う。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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