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「人生でずば抜けて重要な日だ!」40歳ホアキン、戴冠で大興奮の裏側にはバレンシア時代の悔しい経験が

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2022年04月29日

決勝ではクーマン監督に使ってもらえず

コパ・デル・レイを制し、歓喜するホアキン。(C)Getty Images

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「今日は人生で最も重要な日。それもずば抜けて、だ!」

 コパ・デル・レイ決勝でベティスがPK戦の末にバレンシアを下して優勝を決めた直後、ホアキン・サンチェスは興奮した口調でまくし立てた。

 ホアキン自身、コパの優勝はベティスでは2004-05シーズン以来2度目で、バレンシア時代にも1度経験しているが、彼にこれほどの歓喜をもたらしたのは、そのバレンシア時代の経験とも関係があった。

 2007-08シーズン、バレンシアはコパを制した一方で、ラ・リーガでは低迷。チームの雰囲気も、ロナルド・クーマン監督がサンティアゴ・カニサレス、ダビド・アルベルダ、ミゲル・アンヘル・アングーロの重鎮3人に言い渡した戦力外通告がきっかけとなって悪化し、終盤まで残留争いを強いられた。

 そんな中でホアキンは、コパで4得点をマークするなどチームの決勝進出に貢献。しかしそのファイナルのヘタフェ戦では、スタメンから外されたばかりか、結局出番なしに終わる屈辱を味わった。

 優勝した喜びよりも悔しさのほうが大きく、普段は陽気な彼だが、クーマン絡みの話題を振られると、いまでも厳しい表情になる。
 
 ホアキンは今回の決勝までの数日間、「いろいろなことが頭をよぎって寝付けなかった」と明かしている。

 PKを蹴る直前には、2002年の日韓ワールドカップ準々決勝の韓国戦での失敗(スペインの4番手で登場し、相手GKにセーブされた)が頭をよぎったという。

 前回ベティスでコパを制したときは23歳だった。それからさまざまな経験を経て人間的に成熟し、プレースタイルも年齢に応じて変化。40歳になったいまもキャプテンとしてチームに貢献し続けている。

 そしてコパ決勝の翌日、本拠地ベニート・ビジャマリンで行なわれた優勝セレモニーでは、「もう1年続けるつもりだ」と現役続行を宣言。愛するクラブで17年ぶりに手にしたタイトル獲得の味は、“ずば抜けて”最高だった。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【画像】「サッカー史に残る1枚だ!」ホアキンの“一部を隠した”裸体ショット
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