ついにピッチに戻ってきた背番号18が、背番号７を相手に、さっそく見せ場を作った。

　４月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、冨安健洋の所属する５位のアーセナル（勝点57）は、チャンピオンズ・リーグの出場権を争う６位のマンチェスター・ユナイテッド（同54）とホームで対戦し、３―１で快勝を収めた。

　この大一番で、ふくらはぎの怪我から回復した冨安は、すでに３―１となり迎えた90＋１分から途中出場。約３か月ぶりの実戦復帰を果たすと、その１分後だった。

　冨安はモハメド・エルネニーからパスを受け、敵陣中央まで持ち上がる。これに対し、止めに入ったのが、クリスチアーノ・ロナウドだ。ただ、日本代表DFは言わずと知れたスーパースターをワンタッチで、あっさりと剥がす。

　すると、C・ロナウドはたまらず足を出し、無理やりファウルでストップ。その結果、イエローカードを受けることとなった。
【動画】「ロナウドをいなす冨安！！」日本代表DFがスーパースターを相手に…

　わずかな出場時間で相手エースを手玉に取り、カードを誘発してみせた23歳に、ファンからは拍車喝采。一部始終を公開した『DAZN Japan』の公式ツイッターには、絶賛コメントが殺到している。
 

「復帰戦でロナウドに黄色出させるのバケモンだな」
「ロナウドをいなす冨安！！」
「改めてすごいな」
「ポジショニングが賢すぎる」
「冨安のユニフォームだけ輝いて見えるのは気のせいか？」
「ボローニャでもマッチアップしてたけど、その時から確実に上手くなってる」
「５年前にJ２にいたとは思えないよなぁ、本当に良い選手」
「ロナウドはアビスパで修行しよう」
「復帰明けとは思えない。次はスタメンで是非見たい！！」

　アーセナルは残り５試合。トップ４フィニッシュに向け、今後も痺れる戦いが続くなか、冨安の存在が大きな力となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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